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iOSのフラットデザイン化、Apple Watchを見据えての戦略的な判断だった?!

Apple watch

デザインという観点において、「iOS 6」から「iOS 7」はこれまでのiOSバージョンの中でも最も大きい変化だっただろう。というのも、実在する物質に質感などを合わせて立体的にデザインする「スキューモーフィックデザイン」からその対極とも言えるテクスチャや質感などを徹底的に排除したフラットデザインに移行したからだ。

IconfactoryのCraig Hockenberry氏やDaring FireballのJohn Gruber氏によると、AppleがiOSをフラットデザインへに移行したのはApple Watchを見据えての戦略的な判断だったのではないかと指摘している!

小さい画面をタップするためにはディテールは少ない方が有利

Hockenberry氏はApple Watchのディスプレイサイズを考えた場合、「iOS 6」のようなリッチなデザインを採用したボタンはより多くのピクセル数を必要とするため、Apple Watchのような小さい画面に適していないとコメント。

A richly detailed button from iOS 6 would need more of that precious juice strapped to our wrists. Never underestimate the long-term benefits of simplification.

via A New Way to Display • furbo.org

これに対し、Gruber氏も「iOS 6」のようなスキューモーフィックデザインはApple Watchとミスマッチであると同意。逆に、iOSやOS Xはスキューモーフィックデザインを脱する必要はなかったのではないかとコメントしている。

iOS 6-style skeuomorphism would’ve felt downright gauche on the watch. I don’t think iOS or OS X needed to eschew skeuomorphic textures, but Apple Watch did.

via Daring Fireball: On the Apple Watch Display

確かに腕に革のようなデザインを持つカレンダーアプリや紙のようなデザインを持つメモアプリがあるのは不気味だ。

Jony Ive氏はApple Watchの開発に3年間掛かったことを明らかにしている。そのタイミングを考えてもApple Watchのことを見据えてフラットデザインに切り替えたとしても不思議ではない。

(via 9to5Mac

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更新日2015年04月24日
執筆者g.O.R.i
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