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Powerbeats Pro レビュー:最高のジム用イヤホン

AirPods Proも同じ防水性能だが、運動の時はやっぱりPowerbeats Proの方が断然オススメ!その理由を説明する!

Powerbeats Pro Review 10

現在、僕が愛用している完全ワイヤレスイヤホンの1つは、「Powerbeats Pro」。僕は基本的にジム用として活躍してもらっている。

同じ防水性能を持つ完全ワイヤレスイヤホンとしてノイズキャンセリング機能にも対応した「AirPods Pro」を選ぶ、という選択肢も十分考えられるが、僕としては贅沢ながらも普段用とジム用のイヤホンは必ず分けたい、という強い意思があり、よりジムでの利用に適している「Powerbeats Pro」を選んでいる。

厳密には「Powebeats Pro」は普段使いには向かず、ジムでの利用に適していると感じる。これらを踏まえた上で「Powerbeats Pro」をレビューする!

Powerbeats Proが普段使いに適さないたった1つの理由

「Powerbeats Pro」がジムに向いていてジム以外の普段使いに向かない理由、それは非常にシンプル。ケースが巨大すぎるからだ。
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そんなことでくよくよするな、と思うかもしれないが、普段使いにおいてケースの巨大さは非常に不便。ポケットに入れるのは至難の技で、カバンの中に入れておくとなると取り出したり仕舞ったりする手間が発生する。イヤホンは完全ワイヤレスでスマートなのに、使い勝手がまるでスマートではない
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とにかく本体サイズも大きい。「AirPods 2」と見比べてみても、そのサイズ感は一目瞭然。いくら何でも大きすぎる。
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これほど巨大でありながらも、「Powerbeats Pro」の充電ケースはワイヤレス充電にも対応してない。ケースそのものは巨大である上にグリップ感がなく、基本的に持っていたいものではない。
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なお、本体裏にはLightningポートがあり、iPhoneと同じように充電する仕組み。
Powerbeats Pro Review 09

Powerbeats Proがジム用イヤホンとして優秀な理由

ハッキリ言って「Powerbeats Pro」の最大の欠点は唯一の欠点かもしれない。なぜならそのケース自体を放置しておくことができるのであれば、完全ワイヤレスイヤホンとして非常に優秀だからだ。

まず、イヤホン単体の連続使用可能時間は最大9時間となっていて、驚異的に良い。これほど電池持ちが良ければどんなに長くトレーニングしたとしても9時間になることは絶対にない。

充電ケースを使えば24時間使うことができ、高速充電機能「Fast Fuel」を利用すればわずか5分の充電で1時間半15分の充電で4時間半使用することができる。万が一トレーニング前に電池残量がないことが発覚しても、アップしている間にトレーニング中は使えるぐらいの使用時間は捻出することができる。

Powerbeats Pro Review 08

次に、「Apple H1」チップを内蔵しているため、「Hey Siri」に対応。トレーニング中、テンションに合わない曲が流れてきた時は手を離さずに曲を変えることができる。

Gori using Powerbeats Pro 03

ジムで「ヘイ、シリッ!」なんて呼びかけるのは恥ずかしいと思うかもしれないが、僕のジムは時間帯的におじいちゃんおばあちゃんばっかりなので、多分何とも思っていないと思う。だからOK(多分)。

デザインもジム向きだ。イヤーフックがあるため、相当ハードに頭を振らない限り耳から外れることはまず考えられない。そもそも頭を激しく振るような運動の時に身に着けていることも考えられないため、問題ないはず。

Gori using Powerbeats Pro 01

IPX4に相当する耐汗性能および耐水性能を備えている点もジム利用に向いている。僕のように汗だくになっても安心して使うことができる。

Gori using Powerbeats Pro 04

Powerbeats Proが完全ワイヤレスイヤホンとして優秀な理由

ジム用としてだけではなく、完全ワイヤレスイヤホンとして「Powerbeats Pro」が優れている理由についても紹介したい。

AirPods 2」や「AirPods Pro」になくて「Powerbeats Pro」にはあるもの、それは音量操作ができる物理ボタンだ。左右に用意され、わざわざSiriに頼まなくても空いた手で音量を変えることができる。
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左右にあるBeatsロゴも押し込める物理ボタンとなっていて、曲操作や通話などが可能。iPhoneを直接操作すること無く、「Powerbeats Pro」単体から様々な操作ができる点は便利だ。

非常にフィット感の良いイヤピースを採用しているため、付け心地は良好。イヤピースの向きは人間工学的に適したデザインが採用されているのだとか。
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イヤーフックは自由に向きを調整することができ、個々のフィット感に適用できる点が魅力。HIITトレーニングなど激しい運動をする場合はギュッと閉めて耳に固定されるように、そこまででも無い時は耳に引っかかる程度に固定すれば問題ない。
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このように伸ばすこともできるが、この状態だと充電ケースに収まらないため、注意が必要。
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AirPods Pro」のようにノイズキャンセリング機能はないものの、音量ボタンが用意されているため、音量を上げればそれなりの没入感を味わうことができる。逆に言えば、音を完全にシャットアウトしないからこそ屋外でランニングする時などに身に着けていても周りの音がある程度入ってくるので安全。

なお、遮音性を比べると、「AirPods Pro(ノイズキャンセリング有効時) > Powerbeats Pro > AirPods 2/1」という順番になり、「AirPods 2」や初代「AirPods」と比べると聞きやすい。

音質に関してもAirPodsではなくBeatsシリーズの血を引き継いでいるため、音に迫力がある。音楽を楽しむための完全ワイヤレスイヤホン、という意味ではむしろAirPodsよりも優れていると言えるかもしれない。

残念ながら普段使いという意味では冒頭でも書いた通り、ケースが巨大すぎて使い勝手が悪すぎる。ハッキリ言って邪魔。カバンに出し入れすることが苦でなければいいと思うが、僕は普段使いにはなり得ないという結論に至った。

その代わり、ジム用のイヤホンとして使うことで、迫力のあるサウンドを流しながらトレーニングに没頭できるので、とても良い。僕はトレーニング中、比較的ズンズンしているような音楽を好んで流しているため、Beatsサウンドとも相性が良い。

よって僕は「Powerbeats Pro」をジム用イヤホンとしては十分にオススメしたい。ランニング用、トレーニング用、運動全般の時にモチベーションが上がる音楽を流しながらアクティブに過ごしたい人にとっては非常に良い。

普段使いに適した完全ワイヤレスイヤホンを探しているのであれば……AirPods 2」や「AirPods Pro」の方が断然オススメ。「Powerbeats Pro」のように運動用としても兼用できる迫力サウンドが楽しみたい人は、「Bose SoundSport Free」も見てみると良いかもしれない。

Powerbeats Pro
8.8/10

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特集
公開情報
更新日2020年04月12日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. Apple大好きマン(コメントID:576979)

    AirPods Proとの使い分けにいつも悩んでいますが、
    やっぱ音はPowerbeats Proのが好きなんですよね。
    電車ではやっぱりAirPods Proのノイキャンが心地よくなって
    移動中はAirPods Proがメインになってます。

  2. toripiyo(コメントID:576975)

    僕はPowerbeats3 wirelessを普段使いで使用しているのですが、個人的にはフックがあるのが購入の決め手になりました。
    というのも、カナル型イヤホンはどうしても耳から外れてしまうので(ピースの大きさがあっていても)耳からイヤホンが外れても本体は落とさずに済むのがありがたいところです。

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