プロビートボクサーの考える「ボイパ」と「ビートボックス」の違い、そして僕個人の見解

g.O.R.iのボイスパーカッション
昨日、よういんひょく君とのコラボ動画で紹介し、当ブログでも過去にも数々の動画で紹介しているプロビートボクサーのDaichi君が本日「ボイパとビートボックスの違いを分かりやすく解説!」と題された動画を公開している。

自分自身アカペラそしてパーカスをやってきている身としてもこれについては紹介せずに入られないので、プロビートボクサーの考える「ボイパ」と「ビートボックス」の違い、そして僕個人の見解を述べておく!

前提:僕は「ボイパ」という表現は心底嫌いだ

動画内にもあるが、「ボイパ」という言葉はハモネプ発祥の言葉であり、アカペラグループRAG FAIRのボイスパーカッション担当おっくんが言い出した言葉であると思われる。

口でドラムの音を奏でる珍しさから瞬く間に「ボイパ」という表現が広まり、世間的にも認知されるようになった一方で、「ちょっとした一発芸」として認識されるようにもなってしまった。これについては以前にもこの記事で書いているが、真面目にパーカスを追求していた身としてはそれなりに不愉快だ。

【関連】「ボイパ」

そのため、本記事では「ボイパ」という表現は基本的に「パーカス」もしくは「ボイスパーカッション」として記載しているが、指している内容は同じである。

全く別物であり、根本的には同じものである

Daichiによる、ビートボックスとパーカスの違い
さて、先日放映されたハモネプに合わせて多くの人が疑問を持つであろう「ボイパ」と「ビートボックス」の違いを解説した動画が以下となっている。Daichi君の見解としては、演奏の仕方が違うことに加え、生まれた文化的背景や人数構成などにも違いがあると指摘。どちらもできるDaichi君はその違いを実演して見せているので、とても分かりやすい。



ただ、同時に根本的なところでは「口で演奏する」という点においては同じではないかと問いかける。1人にせよバンド内にせよ、リズムを作り出しグルーブを生み出すという役割は両者とも同じだ。

「パフォーマンスに対する姿勢の違い」なのでは?

では僕自身はこれについてどのように考えているかというと、ボイスパーカッションとビートボックスの違いは「パフォーマンスに対する姿勢」の違いなのではないかと考えている。

実は、学生時代は両者の違いが「音色に対するこだわり」だと思っていた。ビートボックスはパフォーマンスとしての面白さの方が重要に見えるが、1つ1つの音色はそれほどドラムの音に似ていなかったり、ある意味「未完成」である人が多い。一方、アカペラにおけるパーカスは音の数や種類が無い分、一音一音に対するこだわりが強い…と思っていたが、これまで僕自身が見てきた限りでは案外音色を気にしていないような演奏をする人が多い。つまり、これは決定的な違いではない。僕の単なる理想なのかもしれない。

では「パフォーマンスに対する姿勢」はどのように違うのか。

Daichi君が解説していた通り、ビートボックスの場合、1人で演奏することが多い分より自分に注目が集まるようなパフォーマンスをする。いくら複数の音を同時に出せたとしても、出せる声量はあくまでも1人分。単純な音の大きさが小さい分、より目立ち、より多くの注目を集めるパフォーマンスをする必要がある。

一方、パーカスはアカペラバンドの中で演奏することが多い。僕はアカペラバンドにおけるパーカスはコーラスの一員であると考えている。3人のコーラスで1つの和音を完成させることが多いが、その3人が絶妙なバランスでそれぞれの音を歌うからこそ、美しいハーモニーが生まれる訳である。

パーカスもまさにこのコーラスと同じ。1人で目立つのではなく、バンドの中でリズムを作り出し、グルーブを生み出す立場なのだ。特にベースとのコラボが重要になってくる。

パーカスもビートボックスも楽しいし格好良い!

「ボイパ」と「ビートボックス」がどのように違うかは、色々と説はあるものの、Daichi君が言っている通り、根本的には同じであるという意見に同意だ。ただ、パフォーマンスに対する姿勢が違うため、パーカスを得意としている人はビートボックスのような演奏が難しい場合もあれば、ビートボックスをやっている人がアカペラバンド内で演奏してもイマイチしっくり来ない場合もある。決して両者が争うことではない。僕も最近はスクラッチなどを演奏中に取り入れることも少なくない。

ただ、「ボイパ」という表現は嫌いだ。後輩たちよ、「ボイパ」と言うのは止めなさい。

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