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iPhone 13、低軌道衛星通信システム対応で圏外でも通信可能か

4G/5Gネットワーク外でもメッセージの送信や通話が利用できる可能性

Jason yuen TBDl3pk9vKA unsplash

2021年の新型iPhone(iPhone 13)は、低軌道衛星通信システムに対応する可能性がある。Apple情報に詳しいMing-Chi Kuo氏によると、カスタムされたQualcomm X60モデムチップでLEOに対応するという。

低軌道通信(LEO:Low Earth Orbit)は、地球表面から2000km以下の軌道を周回している衛星を指す。低軌道衛星は中・高軌道衛星に比べ地球との距離が近いため、1つの衛星がカバーできる範囲が狭くなるが、複数の衛星を連携することで解消。しかし衛星の切り替え時に通信が不安定になる懸念がある。

iPhone 13」がLEOに対応することで、理論上は4G/5G通信ネットワーク外でもメッセージの送信や通話が可能になる。詳細は不明。サードパーティサービスが利用できるか、FaceTimeやiMessageなどApple純正サービスに限定されるかはわかっていない。また利用料金の発生も考えられる。

競合スマホメーカーより1年先に対応、将来的にはARデバイスも搭載か

衛生を利用したiPhone同士の直接通信は、2019年に初めて報道。Ming-Chi Kuo氏は、将来的にARヘッドセットやApple CarをはじめとしたIoTデバイスに実装されると予測している。

他のスマートフォンメーカーは、2022年に登場するQualcommの次期モデムチップ「Qualcomm X65」でLEOに対応する計画だが、Appleは「iPhone 13」で1年早く対応すると見られる。

LEOを活用した通信サービスは、SpaceXのStarlinkが有名だが、Appleは「技術およびサービスエリア」を理由にGlobalstarをサービスプロバイダーとして選ぶと見られる。QualcommはGlobalstarと協力し、X65でn53バンドをサポートするとのだ。

(Source: MacRumors

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更新日2024年03月16日
執筆者g.O.R.i
コメント(6件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:608992)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:608890)
    通信事業者とメーカーがどちらも対応して無いと無意味。 ただただ高い機種になるだけでは?

    iPhoneがキッカケになってインフラ整備が進み圏外がなくなる日が来るなら十分に意味があることだと思いますし、Appleには業界の牽引者として是非とも進めてもらいたいところでもあります。

  2. 通りすがりの読者(コメントID:608890)

    通信事業者とメーカーがどちらも対応して無いと無意味。
    ただただ高い機種になるだけでは?

  3. 通りすがりの読者(コメントID:608865)

    そういえば楽天モバイルは衛星を使ったエリア展開を予定してますね。圏外という概念がなくなるんだとか。

  4. 通りすがりの読者(コメントID:608862)
    コメント先:Jay(コメントID:608850)
    衛星通信って響き、平成レトロ感あってロマン感じる…!

    わかります!

  5. Jay(コメントID:608850)

    衛星通信って響き、平成レトロ感あってロマン感じる…!

  6. 通りすがりの読者(コメントID:608842)

    そのうち圏外って概念もなくなるのかなぁ🤔

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