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M1X MacBook Proの内蔵ディスプレイが劇的進化するなら、純正外部ディスプレイが欲しくなる

外部ディスプレイだと物足りなくなり、16インチをメインマシーンとして使う人が増えるかも?

Omid armin ztvxSNFJih0 unsplash

新しい14インチと16インチMacBook Proの内蔵ディスプレイは、劇的な進化が期待されている。現行モデルより解像度が向上するだけではなく、ミニLEDディスプレイ最大120Hzリフレッシュレートを採用するがある。

採用されるディスプレイパネルはiPad Proと同じLG DisplayとSharp製のもので、技術的に近いものとされている。ミニLEDディスプレイ搭載の12.9インチiPad Proは、最大輝度1,000ニトや1,000,000:1コントラスト比を実現。「M1X MacBook Pro」も同様のスペックが期待できる。

また最大120Hzのリフレッシュレートは、iPad Proと同じように画面上のコンテンツと連動して自動的に調整される「ProMotionテクノロジー」が採用されるだろう。動画からカーソルまで、画面上のあらゆる動作が滑らかになるだけではなく、電池持ちの改良にも一役買いそうだ。

これほど魅力的な内蔵ディスプレイが搭載されるならば、日頃から外部ディスプレイに接続している人は、従来製品では満足できなくなってしまいそうだ。

同等のスペックが実現できる外部ディスプレイが必要

最大120Hzのリフレッシュレートを実現したミニLED採用外部ディスプレイは存在しない。可変リフレッシュレートにするならば、Apple純正品がいつか登場することを願い続けるしかない。

Appleは今年7月、A13 Bionicチップ内蔵の外部ディスプレイを開発中と報じられた。詳細は不明だが、チップ内蔵がeGPUのような役割を果たし、Mac本体への負担を最小限に抑えながら高解像度の出力が実現できる可能性がある。新たな情報はその後、報じられていない。

仮に発売されたとしても、Pro Display XDRを上回る価格帯になるだろう。チップ内蔵、ミニLED、最大120Hzリフレッシュレートの要素だけでもスペックが上回っている。50万円以上になることは容易に想像できる。

外部ディスプレイの使用を諦め、内蔵ディスプレイ1本化もアリ?

NEXSTAND Notebook PC MacBook Stand Review 06

内蔵ディスプレイの仕様にマッチする外部ディスプレイが存在しないうちは一層のこと内蔵ディスプレイのみ、または内蔵ディスプレイを中心とした作業環境を構築する方向に進む選択肢も視野に入れなければならない。

2020年7月時点で同様の問題を悩んでおり、外部ディスプレイの左右配置、内蔵ディスプレイのみの使用を検討していた。

内蔵ディスプレイをメインで使用するのであれば、14インチモデルではなく16インチモデルを選んだほうが良さそうだ。macOS Monterey Beta 7内から発見された情報によると、14インチは3,024 x 1,964、16インチは3,456 x 2,234の解像度を示唆している。従来よりも高解像度になることで、一度に表示できるコンテンツ量が多くなるだろう。

現行モデル 新モデル
13インチ 16インチ 14インチ 16インチ
1,152 x 720
1,024 x 640 1,344 x 840
1,280 x 800
(Retina解像度)
1,536 x 960
(Retina解像度)
1,512 x 982
(Retina解像度)
1,728 x 1,117
(Retina解像度)
1,440 x 900
(デフォルト)
1,792 x 1,120
(デフォルト)
1,680 x 1,050 2,048 x 1,280

「M1X MacBook Pro」のスケーリング解像度は不明だが、現行16インチは最大の疑似解像度はディスプレイ解像度の約75%。単純計算で2,304 x 1,489になる。以前使用していた27インチ4Kディスプレイは、2,560 x 1,440で使用していた。

同様の計算で14インチは2,016 x 1,309になり、現行の16インチMacBook Proの最大疑似解像度よりも広く使用できる。実用性に欠ける文字サイズになる恐れもあるが、内蔵ディスプレイのみで使用できるポテンシャルはある。

ミニLED+120Hzの”外部ディスプレイ”、約13万円で入手可能

Two iPadPro12 9inch models and M1MacBookPro Workspace 02

ミニLED、120Hzリフレッシュレートを同時に実現する、唯一の方法がある。12.9インチiPad Pro(2021)を使用すれば、少なくとも1台はSidecarで出力できる。Luna Displayなどを使用すれば、もう1台追加できる。

内蔵ディスプレイが高解像度化し作業領域が広がるのであれば、内蔵ディスプレイをメインに使用しiPad Proをサブディスプレイとして使用する作業環境も悪くなさそうだ。

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更新日2021年10月16日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. g.O.R.i(コメントID:613806)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:613783)
    ゴリミーさんて結構、それぞれ理由は違えどMacBookProの大きさ変えますね。 パワーを求めて13→15にしたのにPhotoshopの処理速度が変わらない記事を見て笑ったのも もはやいい思い出です。 ついでですが、記事の上部のこの部分、「は」が連打されちゃっています。 >最大120Hzのリフレッシュレートを実現したミニLED採用外部ディスプレイはは存在しない

    よく覚えてますね!!!!!!!!!!めちゃくちゃ嬉しい!そうなんですよ、本当にあのときは変わらなくて衝撃で唖然としましたw 未だにその15インチ、手元にありますw

    ちなみに今回はやはり14インチを買う予定ですけどね!16インチ単体で作業できるのも、ミニLEDディスプレイも魅力的ですが、16インチはやっぱり大きいですし、荷物の重さを減らしたいので、14インチが良い気がしています!!!

  2. 通りすがりの読者(コメントID:613783)

    ゴリミーさんて結構、それぞれ理由は違えどMacBookProの大きさ変えますね。
    パワーを求めて13→15にしたのにPhotoshopの処理速度が変わらない記事を見て笑ったのも
    もはやいい思い出です。

    ついでですが、記事の上部のこの部分、「は」が連打されちゃっています。
    >最大120Hzのリフレッシュレートを実現したミニLED採用外部ディスプレイはは存在しない

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