Amazon CEO、関税の影響で価格上昇が避けられない状況に……「選択肢は無限じゃない」
事前購入した在庫も底をつき、出品者は値上げか吸収か苦渋の選択
AmazonのCEO、Andy Jassyが1月20日にダボス会議でCNBCのインタビューに応じ、トランプ政権の関税が商品価格に「じわじわと影響を与え始めている」と明かした。Amazonと出品者たちは2025年初めに大量の在庫を事前購入して価格を抑える戦略を取っていたが、その在庫が昨秋には底をついてしまったらしい。結果、一部の販売者は値上げに踏み切り、一部はコストを吸収して需要を維持し、残りは中間的な対応を取っているとのこと。
消費者の購買意欲は依然として堅調だが、価格を抑えようと必死で、高額な裁量品には慎重になっているとJassyは指摘。Amazonとしては「可能な限り価格を低く保つ」ことに注力しているものの、小売業の営業利益率は一桁台半ばで、仕入れコストが10%上昇すれば吸収できる余地は限られている。「選択肢は無限じゃない」というのが現実みたい。
なお、これは米国Amazonの状況で、日本のAmazon.co.jpユーザーへの直接的な影響は限定的。ただし、日本から米国Amazonに出品している事業者や、米国Amazonから商品を購入する日本の消費者には関税の影響が及ぶ可能性がある。
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