macOS 26.0.1、正式リリース。Mac Studio(M3 Ultra)の”macOS Tahoe非対応問題”を修正
66万円超の高級Mac Studioでアップデート失敗、バグ修正とセキュリティアップデートを含む最新版をリリース

Appleは9月30日、macOS 26.0.1 Tahoeを正式リリースした。このアップデートでは、M3 Ultraチップを搭載したMac Studio(2025年モデル)でmacOS Tahoeにアップグレードできなかった問題が解決される。
アップデートには重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれている。9月15日にリリースされたmacOS Tahoe 26.0では、一部のM3 Ultra搭載Mac Studioユーザーがアップデートプロセス中に問題を経験していた。インストールが完了して再起動しても、旧バージョンのmacOS Sequoia 15.7に戻ってしまう現象が報告されていた。
高額Mac Studioユーザーに影響
M3 Ultra搭載Mac Studio(2025年モデル)は、価格が66万8800円から始まる高額モデルとなっている。最大32コアのCPUと80コアのGPUを搭載し、プロフェッショナル向けの用途に特化している。AppleはApple Support Communitiesで報告されていた問題を認識し、迅速に対応したと見られる。
今回のアップデートは、通常のソフトウェアアップデート機能だけでなく、ターミナルからのコマンド実行やセーフモード、リカバリモードでも解決できなかった問題に対処している。
その他の修正項目
macOS 26.0.1では、M3 Ultra関連の問題以外にも複数の不具合が修正されている可能性がある。macOS 26では、日本語環境でのTime Machineバックアップ機能や自動入力機能に関する問題なども報告されていた。
Appleソフトウェアアップデートのセキュリティ内容については、公式サポートページで確認できる。同社は定期的にセキュリティアップデートを提供しており、すべてのユーザーに最新版への更新を推奨している。
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