iPhone X スペースグレイ 外観レビュー
4年越しに刷新された外観 「iPhone X」の魅力とは
「iPhone X」がついに発売された。ホームボタンを廃止したことにより、ようやく時代にマッチした新しい外観を手に入れたiPhoneは、多くの人を熱狂させている。
僕の手元にあるのは「iPhone X」のシルバーモデルだが、とある山奥に生息しているカメラマンから「iPhone X」のスペースグレイモデルの外観写真を入手。
シルバーモデルを選んで後悔は無いが、スペースグレイも想像の通り格好良い。箱から同梱物、新しい縦並びのデュアルレンズカメラから特徴であるベゼルレスディスプレイとセンサーハウジングまで、細かく写真を撮って頂いたので、紹介する!
いつもと変わらない箱、いつもと変わらないアクセサリ
最近はiPhone本体の入っている箱に触れることも無くなってしまったが、せっかく箱も美しく撮影して頂いたのでチェックしよう。
とは言っても、箱には何か特別な仕掛けがあるわけでもなく、毎年恒例、いつもと変わらないシールをベリベリ剥がしてからカポッと開けることができる箱だ。開くと、お馴染みの説明書やAppleロゴシールなどがはいった冊子がiPhoneを隠している。
その下には「iPhone X」!この状態で見ると、「iPhone X」なのかiPhone 8なのか全く分からない。
一旦、本体はスルーして同梱されているアクセサリをチェックしよう……と思ったが、ここもいつもと同じ。5Wの電源アダプタ、「EarPods with Lightning Connector」と「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」が用意されている。
突起が気になる縦並びのカメラ、フレームが美しい
「iPhone X」の開封動画でも話したが、「iPhone X」の第一印象として「ステンレススチールフレームが美しい」というのは写真を見てもよく分かる。iPhone 8やiPhone 8 Plusの時はこのような感動はなかった。
iPhone 8 Plusと同じデュアルレンズカメラを搭載している「iPhone X」だが、横並びではなく縦並びが特徴。
iPhone 8 Plusと比べてカメラの存在感があり、突起も以前よりも目立つ気がするが、僕の中では一周回って逆にオシャレであるような気がしてきた。
センサーハウジングが気になるのは最初だけ
「iPhone X」最大の特徴は、やはりホームボタンを廃止したこと他ならない。ホームボタンがあった場所がディスプレイになり、ホームボタンに用意されていた各種機能がサイドボタンや新しいジェスチャーなどに割り当てられている。
だからこそ、5.8インチというディスプレイサイズを実現しつつも、iPhone 8 Plusよりも一回り小さい筐体に収めることができたのだ。
画面上部の「センサーハウジング」と呼ばれる切り込みは使い始めて数分のうちは気になるが、使っているうちに存在そのものを忘れてしまう。使っていると、自分が思っているほど邪魔にはならない。
ハードウェアを活かすソフトウェアが「iPhone X」の魅力
「iPhone X」はハードウェアとして完成度が高く、美しい。ワイヤレス充電を実現するために用意されたガラス製のバックパネルも触り心地がよく、ステンレススチールフレームは高級感があり、全面ディスプレイは小さい筐体で多くの情報を表示することができる。
ただ、今回の記事では触れることができなかったが、「iPhone X」の魅力はハードウェア以上にソフトウェアにあるのではないかと考えている。厳密には、ハードウエアを活かすソフトウェアがとても面白く、惹きつけられる。
やはり目玉機能である「Face ID」はソフトウェアありきのハードウェアであり、使い始めるとAppleが「Touch ID」から乗り換えることを決断したことが納得できる。それほど快適である。
このあたりについては僕の手元にあるシルバーモデルの外観レビューでも触れつつ、別途公開予定のレビュー記事でも解説する予定なので、お楽しみに!
本記事に使用した写真以外にも多数の写真を提供してもらっているので、すべて見たい人は下記ギャラリーからどうぞ!