名古屋の新常識!「味仙 矢場店」で台湾には存在しない、「台湾ラーメン」を堪能してきた!
名古屋のラーメンと言えばどこのお店を思い浮かべるだろうか。
名古屋の新常識として「名古屋ラーメン」と言えば「台湾ラーメン」なのだ。台湾には存在しない、「台湾ラーメン」。どの程度人気か言うと、名古屋に出店した有名ラーメン店はこの「台湾ラーメン」をメニューとして用意しなければ生き残れないほど、絶大な人気を誇ると言うのだ。
Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)の@idanboさんに「台湾ラーメン」発祥のお店「味仙(みせん)」の矢場店に連れて行ってもらったので、早速紹介する!
3階建てのビルなのに行列が絶えない超絶人気店
「味仙 矢場店」の中に入ると想像以上の活気に驚かされる。ゆっくり食べようという心持ちで行ってしまうと落ち着かないかもしれないが、僕はこのガヤガヤとした感じは嫌いではない。注文したメニューが運ばれてくるのを待っている間に何度も皿が「どんがらがっしゃーん」という音を立てているのを耳にしたが、それも途中から慣れてくる不思議。
こちらが「味仙 矢場店」のメニュー。赤文字で書かれているのがおすすめメニューだそう。
今回注文したのは話題の「台湾ラーメン」とその他数品。なお、メニューに有る「台湾ラーメン(アメリカン)」とは台湾ラーメンにお湯を加え、薄めたものだそう。薄めることによって辛さが控えめになる。
まず運ばれてきたのは「青菜炒め」(650円)。スタートとしては非常に良い。
続いて「手羽先」(440円)。この味の濃さは恐らく名古屋人に愛されるであろうヘビーな味付け!ビールとの相性は間違いなく最高レベル。「世界の山ちゃん」の手羽先も美味しいが、「味仙」の手羽先も相当美味い。
そしてついに運ばれてきた「台湾ラーメン」。想像していたよりも器が小さく、一般的なミニラーメンのような大きさで運ばれてきた。
「台湾ラーメン」のルーツは「担仔(たんつー)麺」と呼ばれるラーメンを激辛にアレンジしたものとなっている。@idanboさん曰く、矢場店は観光客に媚びているとのことで味が少しまろやかになっているが、本店は明確な違いが分かるほど本気で辛いそうだ。
食べてみると、確かに辛い。醤油と鶏ガラのような味付けがベースになっているように感じたが、中には唐辛子、ニンニク、ニラ、ピリ辛のミンチというコンビネーションが見語なコラボレーションを繰り広げ、今まで味わったことのない刺激的かつ癖になる味に仕上がっている。写真を見ての通りそれなりのニンニクと大量の唐辛子が入っていることは目に見えて分かるが、なぜかスープはそれほど臭くなく、美味しく飲むことができる。
麺はどちらかという細麺。するっと食べられるが、他の具材と一緒にすすることによって刺激倍増。
「台湾ラーメン」名古屋メシから想像するような重さや濃さではなく、スパイシーで刺激的な味が病み付きになる理由かもしれない。新陳代謝の良い僕は言うまでもなく汗だくになりながら食べた。
他にも人気メニュー「あさり炒め」を注文。こちらも唐辛子とニンニクが使われているため、スープの美味しさは異常。「台湾ラーメン」の刺激にノックアウト寸前でなければこちらもじっくり味わいたいところだった。
刺激を抑えたいという思いで「エビマヨネーズ」も注文。他のメニューに比べて若干値は張るが、安定の美味しさだ。刺激的な「台湾ラーメン」に比べて、マヨネーズのまろやかさがとても落ち着く。
名古屋でラーメンが食べたいのであれば「味仙」で「台湾ラーメン」を召し上がれ!名古屋に訪れる際には立ち寄ってみるべし!
台湾ラーメンなんて昔からあるよ