名古屋の奇食カフェ「喫茶マウンテン」に驚嘆!量多すぎ&謎メニュー多すぎ!誰だよ、「甘口スパ」なんて考えたやつ……
噂には聞いていたが、想像を遥かに超える衝撃だった。名古屋に訪れる機会があれば何としてでも足を運んだ方が良い。まさに「奇食」だ。
前日にふと思い立ち、Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)の@idanboさんに会うために名古屋に向かうことに。到着し、車に乗せられ向かった先は名古屋で有名な奇食カフェ「喫茶マウンテン」。
店構えからは全く想像できない奇抜すぎるメニューの数々に定評のある、名古屋の名物カフェ「喫茶マウンテン」はこれまで何度もメディアに取り上げられ話題に。普段は行列ができるほど混雑しているようだが、お盆休みだったからなのか時間帯の問題だったのかあっさり入ることに成功。時刻は15時半頃だったはず。
東京では絶対に味わえない味が信じられない量で運ばれてくる「喫茶マウンテン」の常識外れのメニューを全力で紹介する!
雰囲気ある店構え、写真が1枚も無いメニュー
奇抜なメニューが出てくるとは思えない店構え
まずは「喫茶マウンテン」の店構えを紹介。駐車場は無料で最大10台が駐車可能な広さ。傍から見る分にはとても雰囲気の良いカフェに見える。どうやら2006年に耐震対策のために立て直し、2007年には営業を再開した模様。
扉も立派だ。この中に入ると奇食が待ち構えているとは想像もできない。
写真が1枚も無いという、「喫茶マウンテン」のメニュー
たまたま空いていたのが最も奥の席だったので、そちらに腰を掛けるとすぐにメニューが手渡された。このメニュー、とにかく文字オンリーでメニューの写真が1枚も載っていない。
コーヒーや紅茶、トーストやサンドイッチはある程度想像できるが、ピラフやぞうすい、丼やスパゲティは1枚ぐらい写真があっても良さそうなのだが。
……とメニューを眺めているとミスマッチな項目が「スパゲティ」の下に。どうやら「甘口」のスパゲティという、前代未聞のメニューがあるようだ。甘いパスタとは一体……?!
前代未聞のデカ盛りスイーツに衝撃!絶対盛りすぎ!
結局今回は2人で「コーヒーフロート」 「甘口抹茶小倉スパ」「抹茶氷」の3品を注文することに。オヤツなのでそもそも3品は頼みすぎだとは思ったが、予想以上に「頼みすぎ」たということは運ばれてきて初めて知った。
アイスが巨大すぎてなかなかコーヒーが飲めない「コーヒーフロート」
まず衝撃を受けたのは最初に運ばれてきた「コーヒーフロート」。どうしてこうなったのでしょうか。色々おかしい。
「iPhone 6 Plus」と比較してみたところ。ジョッキに入っていることもイマイチよく分からないが、ジョッキに対するアイスクリームの盛り方がどうかしている。店員さん、ジョッキがよく見えなかったのかな。
衝撃だったのは盛ってあるアイスをさっさと食べなければコーヒーに辿り着けないということ。用意されているストローも至って普通のストローであるため、アイスクリームを貫通させることができないのだ。
話しながら飲んだり食べたりしているので、当然最終的にはこのようなあまりよろしくない見た目になってしまうが、そういうことは気にしてはいけないようだ。
まさに「奇食」!甘いパスタ ✕ 生クリーム = 「甘口抹茶小倉スパ」
さて、先ほどメニューを見ていた時に謎の「甘口」のスパゲティがあったことを伝えたが、どうやらその中でも「甘口抹茶小倉スパ」が名物だということで注文してみることに。
しばらくして目の前に見たことのないメニューが運ばれてきた。世間よ、これが噂の「甘口抹茶小倉スパ」だ。
下に敷いてあるのは抹茶味の甘いパスタ。上には生クリーム、中央には小倉あんこと桃とさくらんぼ。組み合わせとしては美味しいはずだが、なぜこれほど食欲を全力で喪失させる見た目なのだろうか。
「コーヒーフロート」と並べてみると「喫茶マウンテン」がいかにおかしいお店であるかがよく分かる。確実に言えることは「盛りすぎ」ということ。学生街にあるのも納得だ。なお、元々は近隣の大学生向けに大盛りスパゲティやピラフをお手頃価格で提供することが目的だったそう。
麺はかなり太め。もちもちとした食感だが、ビジュアルが最悪だ。
より最悪なのは食べ途中。食べ進めれば食べ進めるほど胃に対するダメージが増えるばかりかビジュアルが悪化し続け、途中から自分が食べているものが本当に食べていいものなのかを疑うようになるレベルだ。なお、生クリームは麺の量に対して少ないので、味の濃い麺と絡めながらバランスよく食べることをオススメする。
なお、見ての通り「喫茶マウンテン」では1人前の分量が常識を超える量となっているため、完食することを「登頂」、途中で断念することを「遭難」と言う。僕は無事初チャレンジで登頂したものの、心は完全に遭難していた。ごちそうさまでした。
量がおかしい!真ん中にアイスクリームが隠されている「抹茶氷」
「コーヒーフロート」と「甘口抹茶小倉スパ」に留めておけばいいところを、なぜか僕らはさらに「抹茶氷」を注文していた。要は抹茶味のかき氷なのだが、その盛り方が明らかにネタとしか思えない。
どう見ても器に対する量がおかしい。誰がどう見てもおかしい。恐らく店員さんが盛っている時によそ見してたのに違いない。
「iPhone 6 Plus」と比較して見ることに。2倍の高さまではいかないかもしれないが、相当大きい。どうしてこうなったのか色々と考えた結果、群馬と常に最高気温争いをしている愛知だからこそこれぐらい氷を摂取しなければ身体が持たないのではないかという結論に至った。絶対違う。
「コーヒーフロート」「甘口抹茶小倉スパ」「抹茶氷」の3品を並べてみた。もう意味がよく分からない。本当に頭おかしい。
「抹茶氷」の味自体は普通。抹茶味の癖はなく、美味しく食べられる。
だが、いつまで経っても量が減らない。いくら氷とシロップを延々と食べ続けているだけだとは言え、あまりにも量が多すぎる。そしてまさにお店の名前の通りマウンテン化したかき氷の5、6合目あたりはなぜかシロップがほとんど掛かっていない。ここを乗り越えなければ遭難は確実だ。
尋常ではないボリュームのある「抹茶氷」だが、なんと中にはラスボス的存在として先ほどの「コーヒーフロート」の上に盛ってあったアイスクリームが丸々中に入っている。登頂が見えてきたこのタイミングで遭遇したいものではないが、さすがに氷を食べ続けて味に飽きてくるので嬉しさだけで食べ進められる。
奇抜さが癖になる!また行きたい「喫茶マウンテン」
やはり噂通りの奇抜さだった「喫茶マウンテン」。今回食べたものは「奇食」と呼ばれるほんの一部だったようだが、高い人気を誇ることが大いに納得できた。最後に3品を並べた状態で目の前にある光景に驚嘆している僕をご覧下さい。
@gori_me 驚嘆w pic.twitter.com/9zFegiy2u4
— DANBO:MACお宝鑑定団 (@idanbo) 2015, 8月 16
次回来る機会があればもともと学生向けに提供されてきた通常のパスタやピラフなどにも挑戦してみたいところだ。@idanboさん、次回もよろしくお願いします!