目次
一目でわかるwatchOS 26
- Appleの全OSバージョン番号統一に伴い、watchOS 11からwatchOS 26へ(watchOS 12ではない)
- Liquid Glassデザイン採用。Smart Stack、コントロールセンター、文字盤がより表現力豊かに
- NEWApple Intelligence搭載のWorkout Buddy。ワークアウト中にパーソナルコーチングを音声で提供
- NEW高血圧通知。光学心拍センサーで慢性的な高血圧の兆候を30日間モニタリング
- NEW睡眠スコア。睡眠時間・就寝時刻・中断回数から総合スコアを算出
- NEW手首フリックジェスチャーで通知の非表示・タイマー停止・着信音消音が片手で可能
- NEWメモアプリがApple Watchに初搭載。Siriや音声入力でメモを作成
- メッセージにライブ翻訳対応(Apple Intelligence・対応モデル限定)
- 周囲の雑音に応じてスピーカー音量を自動調整
- コントロールセンターにサードパーティ製アプリのコントロール追加が可能に
- 新文字盤「フロー」「イグザクトグラフ」「ウェイポイント」(Ultra向け)を追加
- 対応機種はApple Watch Series 6以降、SE(第2世代)以降、Ultra全モデル
- 2025年9月15日リリース。最新版はwatchOS 26.2.1(2026年1月)
watchOS 26の概要
watchOS 26は、2025年9月15日にリリースされたApple Watchの最新メジャーアップデートだ。Appleの全OSでバージョン番号を統一する方針により、watchOS 11の次が「watchOS 12」ではなく「watchOS 26」となった。iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe(バージョン26)と足並みを揃えた形だ。
最大の変化はデザインだ。visionOSからインスピレーションを得たLiquid Glassデザイン言語が導入され、Smart Stack、コントロールセンター、文字盤などが半透明のガラス素材で表現されるようになった。画面の小さいApple Watchでは控えめな印象だが、全体を通じて洗練された統一感が感じられる。
機能面では、Apple Intelligenceを活用したWorkout Buddy、健康分野の高血圧通知と睡眠スコア、片手操作を実現する手首フリックジェスチャーが注目だ。watchOS 10で大幅に刷新されたUIをベースに、watchOS 26はインテリジェンスと操作性の両面で着実に進化している。
新機能まとめ
Liquid Glassデザイン
visionOSの奥行きと立体感にインスパイアされたLiquid Glassが、watchOS全体に導入された。Smart Stack、コントロールセンター、通知、ロック解除のテンキーなどが半透明のガラス素材で表現され、コンテンツがリアルタイムで屈折・反射する効果が加わっている。
新しい文字盤も追加。フローは流体の球体がLiquid Glassの数字を通して表現され、手首の動きに反応する。イグザクトグラフは時・分・秒を分離して表示する精密時計風デザイン。Apple Watch Ultra向けのウェイポイントは現在地周辺のポイントをダイナミックに表示する。さらに20以上の既存文字盤が常時表示での秒針に対応した。
Workout Buddy・ワークアウト
ワークアウトアプリがデビュー以来最大のレイアウト刷新を受けた。画面四隅に4つのクイックアクセスボタンが配置され、ペーサー、レースコース、カスタムワークアウト、Workout Buddyへ素早くアクセスできる。
Workout BuddyはApple Intelligence搭載の新機能で、ユーザーのワークアウトデータとフィットネス履歴に基づいて、リアルタイムで音声コーチングを提供する。Apple Fitness+トレーナーの声データを使ったテキスト・トゥ・スピーチモデルが、エネルギッシュかつ適切なトーンで励ましてくれる。ただしApple Intelligence対応のiPhoneが近くにあることが必要で、Apple Watch単体では利用できない。
ワークアウト開始時に自動で音楽やポッドキャストを再生するオートプレイメディア機能も追加。Apple Musicがワークアウトの種類と音楽の好みに基づいて最適なプレイリストを選んでくれる。
高血圧通知・睡眠スコア
高血圧通知は、光学心拍センサーを使って血管反応を分析し、慢性的な高血圧の兆候を30日間にわたってモニタリングする機能だ。一貫した兆候が検出されるとユーザーに通知が届き、医療機関への相談を促す。Apple Watch Series 9以降、Ultra 2以降で利用可能。22歳以上で高血圧の診断歴がなく、妊娠中でないユーザーが対象だ。
睡眠スコアは、睡眠時間・就寝時刻の一貫性・睡眠中の中断回数を総合的に評価し、数値化する機能。毎晩のスコアが「とても低い」「低い」「OK」「高い」「とても高い」の5段階で分類される(watchOS 26.2で分類名が改善された)。
Smart Stack・操作性
Smart Stackは予測アルゴリズムが進化し、デバイス上のデータや日常の行動パターンから傾向を学習。すぐに役立つ提案をヒントとして表示する。例えば、人里離れた場所ではバックトラック、ジムに着くとワークアウトの提案が表示される。ウィジェットの表示順序のカスタマイズも可能になった。
手首フリックは、手首を返して戻すだけで通知の非表示、タイマーやアラームの停止、着信音の消音、文字盤への復帰ができるジェスチャー。両手がふさがっている場面で特に便利だ。
メッセージ・コミュニケーション
メッセージアプリにライブ翻訳が追加。受信テキストを指定言語に自動翻訳し、返信も自動で翻訳して送信できる。日本語から英語、中国語を含む8言語に対応。Apple Intelligence対応iPhoneとペアリングしたSeries 9/10、Ultra 2以降で利用可能。
スマートリプライが文脈に応じたアクション提案を行い、例えば位置情報を聞かれた場合は「探す」ボタンが表示される。着信スクリーニングと保留アシスト(iPhoneのPhoneアプリ連携)にも対応した。
その他の変更点
- メモアプリがApple Watchに初搭載。Siriや音声入力で作成可能
- コントロールセンターにサードパーティアプリのコントロールを追加可能
- 通知・着信・Siriのスピーカー音量が周囲の雑音に応じて自動調整
- Live Listen使用時、iPhoneが拾った音声のリアルタイム文字起こしをApple Watchで表示
- 写真文字盤が「注目の写真」でシャッフル表示に対応
- コントロールセンターのレイアウトをリセットするオプション追加
- iPhoneコントロールをApple Watchのコントロールセンターに追加可能(「iPhoneから」セクション)
- watchOS 26.2でEnhanced Safety Alerts機能追加(洪水や自然災害の通知、米国限定)
- watchOS 26.2.1でAirTag 2のPrecision Finding(正確な場所を見つける)に対応
対応デバイス
| モデル | 備考 |
|---|---|
| Apple Watch SE(第2世代) | |
| Apple Watch SE(第3世代) | 2025年9月発売 |
| Apple Watch Series 6 | |
| Apple Watch Series 7 | |
| Apple Watch Series 8 | |
| Apple Watch Series 9 | 高血圧通知・ライブ翻訳対応 |
| Apple Watch Series 10 | 高血圧通知・ライブ翻訳対応 |
| Apple Watch Series 11 | 2025年9月発売・全機能対応 |
| Apple Watch Ultra | |
| Apple Watch Ultra 2 | 高血圧通知・ライブ翻訳対応 |
| Apple Watch Ultra 3 | 2025年9月発売・全機能対応 |
watchOS 26の利用には、iOS 26を搭載したiPhone 11以降(またはiPhone SE第2世代以降)とのペアリングが必要。Apple Intelligence関連機能(Workout Buddy、ライブ翻訳など)の利用には、Apple Intelligence対応のiPhone(iPhone 15 Pro以降またはiPhone 16全モデル)が必要。対応機種はwatchOS 11と同一で、切り捨てられたモデルはない。
リリース日
- WWDC 2025で発表:2025年6月9日
- 開発者ベータ:2025年6月9日
- パブリックベータ:2025年7月24日
- 正式リリース(26.0):2025年9月15日
- 26.0.2:2025年9月30日(セキュリティアップデート)
- 26.1:2025年11月(バグ修正・改善)
- 26.2:2025年12月12日(睡眠スコア分類改善、Enhanced Safety Alerts)
- 26.2.1:2026年1月(AirTag 2のPrecision Finding対応)
watchOS 11との違い
| 項目 | watchOS 11 | watchOS 26 |
|---|---|---|
| デザイン | watchOS 10ベース | Liquid Glass全面採用 |
| ワークアウトアプリ | 従来レイアウト | 四隅ボタン・大幅リデザイン |
| Workout Buddy | なし | AI音声コーチング(新機能) |
| 高血圧通知 | なし | 30日間モニタリング |
| 睡眠スコア | なし | 毎晩の睡眠を数値化 |
| 手首フリック | なし | 片手で通知操作 |
| メモアプリ | なし | 初搭載 |
| メッセージ翻訳 | 翻訳アプリのみ | ライブ翻訳(AI対応) |
| スピーカー音量 | 手動設定 | 環境に応じて自動調整 |
| コントロールセンター | Apple純正のみ | サードパーティアプリ対応 |
| Smart Stack | 基本表示 | ヒント・予測強化 |
| 対応モデル | Series 6以降 | Series 6以降(同一) |
watchOS 26はデザインの刷新に加え、Apple Intelligenceの活用とヘルスケア機能の両面で大きく進化した。対応モデルがwatchOS 11と変わらないのは朗報で、Series 6以降のユーザーは引き続きアップデートの恩恵を受けられる。ただし、高血圧通知やライブ翻訳などの先進機能はSeries 9以降に限定されるため、新型Apple Watchへの買い替えを検討する判断材料にもなる。
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