目次
一目でわかるmacOS Tahoe
- macOS バージョン26。全OSのバージョン番号を統一する新ナンバリングを採用
- Liquid GlassデザインでUI全面刷新。macOS Big Sur以来の大規模リデザイン
- Spotlightが史上最大のアップデート。クイックアクション、クリップボード履歴、サードパーティ対応
- MacにiPhoneのPhoneアプリが初搭載。Call Screening・Hold Assistも対応
- iPhoneのLive ActivitiesがMacのメニューバーに表示可能
- Apple GamesアプリとMetal 4を導入。Game Overlay機能搭載
- ショートカットがApple Intelligenceモデルを直接呼び出し可能に
- Safari 50%高速化、動画ストリーミング時バッテリー最大4時間延長
- Launchpadが廃止、Spotlightに統合された「Applications」に置き換え
- Intel Macサポート最終版。対応Intel Macは4機種のみ
- 2025年9月15日リリース。最新版はmacOS Tahoe 26.2(2025年12月)
macOS Tahoeの概要
macOS Tahoe(バージョン26)は、2025年9月15日にリリースされたmacOSの第22世代メジャーリリースだ。カリフォルニア州とネバダ州の境界にあるタホ湖にちなんで命名されている。macOS Big Sur(2020年)以来となる大規模なUIリデザインが行われ、「Liquid Glass」と呼ばれる新しいデザイン言語が全面採用された。
今回からAppleの全OSでバージョン番号が統一され、iOS 26・iPadOS 26・watchOS 26と足並みを揃えた。macOS 15(Sequoia)から一気にバージョン26へ飛んだ形になるが、これはリリース翌年の西暦をバージョン番号とする新ルールによるものだ。
macOS TahoeはIntel Macをサポートする最後のバージョンでもある。対応するIntel Macは4機種に限定され、macOS 27以降はApple Silicon搭載Mac専用となる。Intel Mac向けのセキュリティアップデートは2028年秋まで提供予定だ。
新機能まとめ
Liquid Glassデザイン
visionOSからインスピレーションを得たLiquid Glassデザイン言語により、Dock、サイドバー、ツールバーが半透明のガラス素材で表現されるようになった。メニューバーが完全に透明化されてディスプレイが広く感じられ、アプリのコンテンツに自然とフォーカスが集まる設計になっている。
パーソナライズ機能も強化され、ライト・ダーク・ティント・クリアの4つの外観スタイルから選択可能。フォルダには絵文字や記号を追加してカスタマイズでき、アプリアイコンも色調を統一できる。Finderアイコンもデザインが刷新され、Macintosh HDアイコンもSSDライクな新デザインに変更された。
Spotlight大幅強化
Spotlightは史上最大のアップデートを受け、単なる検索ツールからプロダクティビティハブへと進化した。アプリ、ファイル、フォルダ、メッセージなど、あらゆる検索結果が一覧表示され、関連性に基づいてインテリジェントにランク付けされる。
Quick Keys機能では、キーボードから手を離さずに数百のアクションを実行可能。クリップボード履歴の検索、サードパーティクラウドドライブ(Google Drive、OneDrive)の横断検索にも対応。Launchpadは廃止され、Spotlight内に統合された「Applications」に置き換えられた。
Continuity・Phoneアプリ
MacにiPhoneのPhoneアプリが初搭載され、最近の通話、お気に入り、ボイスメールなど、iPhoneと同じ機能にアクセスできる。Call Screeningは不明な番号からの着信時に発信者を確認する機能、Hold Assistは保留中の待機を自動化する機能だ。
iPhoneのLive Activitiesがメニューバーに表示されるようになり、フードデリバリーの配達状況やライドシェアの到着時間などをMacからリアルタイムで確認できる。クリックするとiPhone Mirroring経由でアクションを取ることも可能だ。
Apple Intelligence
Apple Intelligenceの機能が拡張され、ライブ翻訳によるリアルタイム多言語コミュニケーション、Genmoji、Image Playground(ChatGPT連携)などが追加。ショートカットアプリがApple Intelligenceモデルを直接呼び出せるようになり、条件トリガー(時間帯、ディスプレイ接続など)による自動化が可能に。Apple Intelligence機能の利用にはM1以降のチップが必要。
ゲーム・Metal 4
新しいApple GamesアプリがMacに導入され、インストール済みゲームの一元管理、App StoreやApple Arcadeとの統合が実現。Game Overlay機能では、ゲーム中にシステム設定の調整や友達とのチャットが可能。Metal 4では、MetalFX Frame InterpolationやMetalFX Denoisingなどの次世代レンダリング技術が導入された。
その他の変更点
- Safari:ページ読み込み50%高速化、動画ストリーミング時バッテリー最大4時間延長
- メッセージ:投票機能、会話背景カスタマイズ、グループ入力インジケーター
- ジャーナルアプリがMacに新登場
- コントロールセンターがiOS風にリデザイン
- Edge Light:ビデオ通話中にディスプレイがリングライトとして機能(26.2で追加)
- Containerization:軽量Linux仮想化技術を導入
- FireWire 400/800のサポート終了
- 音量/輝度のオーバーレイが通知スタイルに小型化
対応デバイス
| モデル | 対応範囲 |
|---|---|
| MacBook Air | Apple Silicon搭載(2020年以降) |
| MacBook Pro | Apple Silicon搭載(2020年以降)+Intel 2機種 |
| Mac mini | Apple Silicon搭載(2020年以降) |
| iMac | 2020年以降 |
| Mac Studio | 2022年以降 |
| Mac Pro | 2019年以降 |
対応するIntel Macは以下の4機種のみ:Mac Pro(2019)、MacBook Pro 16インチ(2019)、MacBook Pro 13インチ 4ポート(2020)、iMac(2020)。これらはmacOS Tahoeが最終対応OSとなり、セキュリティアップデートは2028年秋まで提供。
リリース日
- WWDC 2025で発表:2025年6月9日
- 開発者ベータ:2025年6月9日
- パブリックベータ:2025年7月24日
- 正式リリース(26.0):2025年9月15日
- 26.0.1:2025年9月30日(M3 Ultra Mac Studioの非対応問題修正)
- 26.1:2025年11月(Liquid Glass色合い調整、ライブ翻訳対応)
- 26.2:2025年12月12日(Edge Light機能追加)
macOS Sequoiaとの違い
| 項目 | macOS Sequoia(15) | macOS Tahoe(26) |
|---|---|---|
| デザイン | Big Sur系デザイン | Liquid Glass全面刷新 |
| Spotlight | 基本的な検索 | アクション実行・クリップボード履歴・サードパーティ対応 |
| Phoneアプリ | なし | 新搭載(Call Screening・Hold Assist) |
| Live Activities | なし | メニューバーに表示 |
| Launchpad | あり | 廃止(Applications に統合) |
| ゲーム | なし | Gamesアプリ・Game Overlay・Metal 4 |
| コントロールセンター | 従来型 | iOS風にリデザイン |
| Safari速度 | 基準 | 50%高速化 |
| Intel Mac | 幅広く対応 | 4機種のみ(最終対応版) |
| FireWire | 対応 | サポート終了 |
macOS TahoeはSequoiaからの飛躍が非常に大きく、UIの全面リデザインと機能追加の両面で、ここ数年で最も大きなアップデートだ。Intel Macユーザーにとっては最後のメジャーアップデートとなるため、Apple Silicon Macへの移行を検討するタイミングでもある。
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