iPadOS 15.2、正式リリース 多数の不具合を修正、Apple Music Voiceプランが登場
Appプライバシーレポートやデジタル遺産プログラムも提供開始
Appleは12月14日、iPadOS 15.2を正式リリースした。
最新バージョンではSiriを使ってミュージックにアクセスできる新しいサブスクリプションタイプとしてApple Music Voiceプランが追加。Appプライバシーレポートやデジタル遺産プログラムが提供開始されている。またiPadで発生しているバグが多数修正されている。
リリースノートは以下のとおり。
iPadOS 15.2のリリースノート
Apple Music Voiceプラン
- Siriを使ってApple Musicのあらゆる曲、プレイリスト、ステーションにアクセスできる新しいサブスクリプションタイプ
- “Siriに話しかけてみてください”で再生履歴および“いいね”と“好きじゃない”に基づいたおすすめのミュージックを提案
- 曲をもう一度再生する機能で、最近再生したミュージックのリストにアクセス可能
プライバシー
- “設定”のAppプライバシーレポートを使用して、過去7日間にAppから位置情報、写真、カメラ、マイク、連絡先などにアクセスされた頻度、およびネットワークアクティビティを確認することが可能
Apple ID
- “デジタル遺産”機能により、あなたの死後にあなたのiCloudアカウントと個人情報にアクセスできる人を故人アカウント管理連絡先として指定可能
TV App
- “ストア”タブで、映画をすべて1か所でブラウズ、購入、レンタル可能
そのほかの機能向上
- 画面の左下隅または右下隅からスワイプしてクイックメモにアクセスするための“メモ”の設定
- iCloud+のサブスクリプション登録者が一意のランダムなメールアドレスを作成できる“メールを非公開”機能が“メール” Appで使用可能
- “リマインダー”および“メモ”でタグの削除や名前の変更が可能
そのほかのiPad用のバグ修正
- VoiceOverが動作中にiPadがロックされているとSiriが応答しないことがある問題
- 他社製の写真編集AppでProRAWの写真を表示すると、露出オーバーに見える場合がある問題
- Microsoft Exchangeユーザのカレンダーイベントが間違った日に表示される場合がある問題
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できません。Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
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