立山・室堂の「雪の大谷」に行ってきた!5月なのに雪の壁が12メートルもあってビックリ!
先日、高校の友人の間で「北陸新幹線に乗って出掛けよう」という謎の旅が企画された。
その行程の中で5月なのにも関わらず高さ12メートルにも及ぶ雪の壁が見られるという、立山・室堂にある「雪の大谷」に行ってきた。世界的にも有名な観光スポットらしく、とにかく大量の人がいた。通り過ぎる人の大半が日本語以外の言語を話しているという、非常にインターナショナルな空間だった。
僕らが行った時は最大12メートルの高さだった雪の壁は、時期によっては雪の壁が最大20メートルにもなることがあるとのこと。数年前、北海道で腰ぐらいの高さまで積もった雪を見て大はしゃぎしたが、室堂はそれとは比べ物にならない。
写真を撮ってきたり、雪の中に「ゴリミー」と彫ったりしてきたので、写真で紹介する!
外国人客で賑わう「雪の大谷」は存在感抜群!日陰は寒い!
「雪の大谷」は全長約500メートルの散歩道。5月に行った僕らは足元はコンクリートが見えていてスニーカーで問題なく歩くことができたが、季節に寄っては重装備で向かった方が良さそうだ。
ちなみにこの日は僕はデニムにシャツ1枚という周りの観光客からは白い目で見られるような軽装で向かったのだが、結果的に太陽が出ていたお陰で調度良い気温だった。
それにしても「雪の大谷」まで行くのはなかなか大変だ。まず、新高岡駅から北陸新幹線はくたか560号に乗り富山駅に移動。電鉄富山駅まで移動し、富山地方鉄道で立山駅までのどかな風景を見ながら約1時間移動。
この時点でそこそこの長旅だが立山まで来たらさらに立山ケーブルカーに乗り、美女平に到着。さらに立山高原バスに50分ほど揺られ、室堂に到着、という流れだ。ハッキリ言って物凄くハードな移動だ。
ただ、移動した甲斐はある。あっち見てもこっち見てもとにかく雪の壁に囲まれているという状況はなかなか経験できない。バスと並べてみるといかに大量の雪が積もっているかがよく分かる。これが12メートルなので、20メートルの雪が積もった日にはとんでもないだろう。
途中で「雪壁に刻むメッセージ」というエリアがあったので、ペットボトルを使って「ゴリミー」と彫ってみた。
彫った後はペットボトルを冷やしてみたりもした。時間が足りず、それほど冷えなかったが楽しかった。
ついでに盛り上がって頭の上に載せた雪球を割る様子をスローモーションで撮影したみた。普通に痛かったが、出来上がった絵はシュールなのでよければどうぞ。
雪の壁に囲まれて500メートルを満喫して帰るのかと思いきや、室堂は何も「雪の大谷」だけではない。反対方向に歩くと5月とは思えないほどの雪景色を満喫できる。
5月とは思えない景色!靴は防水性あるものが必須
「雪の大谷」と反対方向に歩くとどこまでも広がる雪景色を満喫できる。奥の方には北アルプスで最も美しい火山湖と言われている、周囲約630メートル、水深約15メートルの湖「みくりが池」があるが、僕らが行った時は完全に凍っていた。
「雪の大谷」はスニーカーでも問題ないが、「みくりが池」に向かう方面はどこを歩いてもほぼ雪。防水性・撥水性の無い靴は足元が濡れて冷えてしまうので、しっかりとした靴を履いていった方が良さそうだ。
以下写真でどうぞご覧あれ!