2018年のApple Watch、”物理的に押せるボタン”を本体から廃止か
Appleは、将来的にApple Watchのサイドボタンとデジタルクラウンをタッチ操作が可能な感圧式ボタンに変更する、とFast Companyが報じている。物理的に押すことができるボタンを廃止する、ということだ。
デジタルクラウンは押すこともできるが回すこともできる。情報元によると、回転する仕組みは残るが、ボタンとして押す機能は内蔵されたTaptic Engineによる触覚フィードバックによって「押したような感覚」になるという。
新型Apple Watchはボタンが物理的に押せないかも?!
同様の仕組みは「iPhone 7/7 Plus」のホームボタンでも見られた。まるでホームボタンを押しているような感覚で操作することができるが、実際はTaptic Engineが押している感覚を演出している。
同機能は2018年に発表される新型Apple Watchにも搭載されると伝えているが、2019年に延期する可能性もあるとのこと。
物理的に動かないボタンを採用することによって、大きく分けて2つのメリットがある。
1つは、Apple Watch本体の防水性能の向上が期待できること。もう1つはボタンが実際に押し込まれるだけのスペースを確保する必要が無くなるため、本体内部に空間を確保しやすくなること。
特に内部空間が広くなることにより、より大きいバッテリーを搭載することが可能になる。「Apple Watch Series 4」はより大きいディスプレイを搭載するという噂もあることから、ディスプレイの大型化によって増える電池消費をより大容量のバッテリーによってカバーすることが狙いなのかもしれない。
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