10周年を記念した「Apple Watch X」が2024年に発表か。既存バンドは使えないかも

Appleは、Apple Watchの誕生10周年を記念し、メジャーアップデートモデル「Apple Watch X」を準備している可能性がある。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏の最新ニュースレターによると、発表は2024年または2025年になるという（初代Apple Watchは2014年に発表、2015年に発売だった）。

「Apple Watch X」はケースが薄型化されており、バンドの取り付け方法が刷新されている。現行モデルはバンドを横からスライドして固定する仕組みだが、構造上、ケースの限られた物理的スペースを占有してしまううなどの欠点がある。

バッテリーやその他部品を内蔵可能にするため、Appleはマグネット式の固定方法を検討中だが、Mark Gurman氏は「Apple Watch Xに間に合うかは分からない」としている。新しいバンド取り付け方法が採用された場合、既存バンドとの互換性はなくなり、使用不可になる可能性が高い。

2023年の新型Apple Watchは、「Apple Watch Series 9」と「Apple Watch Ultra（第2世代）」となり、Apple Watch SE（第3世代）は発表されないとみられる。搭載チップは3年ぶりに改良された「S9」チップになると噂されており、「劇的な性能向上」が期待できる。