iOS 26.3、正式リリース。”Androidデータ転送機能”を静かに世界展開
EU規制で実装、写真・メッセージ・パスワードをアプリ不要で移行可能に
Appleは2月12日、iOS 26.3とiPadOS 26.3をリリースした。iOS 26.3とiPadOS 26.3は、昨年9月にリリースされたiOS 26とiPadOS 26の最新アップデートで、前回のiOS 26.2とiPadOS 26.2のリリースから約2カ月ぶりとなる。
MacRumorsによると、iOS 26.3とiPadOS 26.3には複数のバグ修正とセキュリティアップデートが含まれるほか、Appleが大々的に宣伝していないいくつかの新機能が追加されているという。なかでも注目はAppleデバイスからAndroidデバイスへのデータ転送ツールだ。
Androidデバイスへのデータ転送が簡単に
iOS 26.3では、AppleデバイスからAndroidデバイスへのデータ転送が、デバイスのセットアッププロセス中に開始できるようになった。AppleとGoogleのアプリをダウンロードすることなく、デバイス間でデータを移行できる。
転送できるデータは、写真、メッセージ、メモ、アプリ、パスワード、電話番号など。すでにデータ転送は可能だったが、iOS 26.3でそのプロセスがよりシンプルになった。ただし、Appleがこの機能を積極的に宣伝することはなさそうだ。
この機能は欧州連合(EU)のデジタル市場法(DMA)に準拠するために追加されたもので、顧客が特定のオペレーティングシステムに囲い込まれないようにするため、サービスに相互運用性を提供することが求められている。AppleとGoogleは、この機能をEU内だけでなく、日本を含む世界中で提供することを選択した。
キャリアの位置情報追跡を制限
iOS 26.3には、キャリアによる位置情報追跡を制限する設定が追加されたが、一部のキャリアのみがこの機能に対応している。米国ではBoost Mobileのみが対応しており、英国のEEとBT、ドイツのTelekom、タイのAISとTrueでも利用可能。日本のキャリアは対応リストに含まれていない。
この機能はC1またはC1Xモデムを搭載したデバイスでのみ利用できる。iPhone AirやiPhone 16e、M5 iPad Proのセルラーモデルは対応するが、iPhone 17およびiPhone 17 Proは利用できない。
サードパーティウェアラブル向けの機能も
iOS 26.3のベータ版では、EU向けに欧州委員会が共有したサードパーティウェアラブル向けの変更も追加されていた。ヘッドフォンやスマートウォッチなどのデバイスが、AirPodsやApple Watchで利用可能な機能の一部を使用できるようになる。
近接ペアリング機能により、サードパーティデバイスをiPhoneやiPadに近づけるだけで、AirPodsのようにワンタップでペアリングできるようになる。スマートウォッチなどのサードパーティアクセサリは、iPhoneからリッチな通知を受信し、表示や操作が可能になる。通知は1つの接続されたデバイスにのみ転送されるため、サードパーティウォッチで通知をオンにすると、Apple Watchでの通知は無効になる。
これらの機能はiOS 26.3のベータ版でテストされていたが、リリース版では削除され、今後のアップデートで提供される可能性がある。
数十件のセキュリティ脆弱性を修正
iOS 26.3とiPadOS 26.3、そしてmacOS Tahoe 26.3は、主にバグ修正とセキュリティ改善に焦点を当てている。Appleのセキュリティアップデート情報によると、数十件の脆弱性に対処しており、そのうちの1つは実際に悪用されていたことが確認されているという。
動的リンクエディタ「dyld」の脆弱性により、任意のコードが実行される可能性があり、Appleはこのバグが「iOS 26以前のバージョンにおいて、特定の標的個人に対する極めて高度な攻撃で悪用された可能性がある」としている。メモリ書き込み機能を持つ攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があり、Appleはメモリ破損の問題を改善された状態管理で修正したと説明している。
iOS、iPadOS、macOSだけでなく、本日アップデートがリリースされた他のAppleプラットフォームでも、数多くの脆弱性が修正された。これらの脆弱性がAppleによって公表されたことで、以前は悪用されていなかったものでも今後悪用される可能性がある。Appleはすべてのユーザーに対し、できるだけ早くiOS 26.3、iPadOS 26.3、macOS Tahoe 26.3にアップデートすることを推奨している。
ベータテスト期間中は、バグ修正とEU固有の機能に焦点が当てられていたため、iOS 26.3とiPadOS 26.3に追加された新機能はそれほど多くない。iOS 26.4では多くの機能が追加されることが予想されており、iOS 26.4の最初のベータ版は今月中にリリースされる可能性がある。
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Safariの接続のバグが起きてる気がする。
Wi-Fi ⇄ モバイルデータ切り替えで、書き込みしようとすると接続が切れる。何個か前のOSでも起きてたけど、再発した感じ。