「iOS 10.3」の動作が速く感じるのはアニメーションが調整されたから
昨日正式リリースされた「iOS 10.3」はファイルシステムがゴロッと変わるという、比較的大規模なアップデート内容だった。
とは言え、ファイルシステムが変更されたのは目に見えるものではない。ただ、アップデート後、動作が以前に比べて速く感じる人はいないだろうか。
iOSを開発している現役のAppleエンジニアRenaud Lienhart氏によると、「iOS 10.3」の動作が速く感じるのはアニメーションが調整されたからだという。
APFSの効果もあるが、アニメーションの効果もある
アップデート後、心なしかiPhoneが滑らかに動作するような気がしていたのは気のせいではなかったようだ。
https://twitter.com/NotoriousBUGS/status/846539233305124865
もちろん、アニメーションだけではなく実際にAPFSにアップデートされたことによって多くのiOSデバイスはその恩恵を受けているはず。ディスクへの読み書き速度が向上しているため、動画編集アプリなど負荷の高いアプリを使用する時には動作がスピードアップしたことを体感できるかもしれない。
少なくとも2年間は使う人が多いiPhoneだからこそ、多少古い機種でも安定して使い続けることができるのがベスト。ファイルシステムの刷新およびアニメーションの改善によってもうしばらくの間は快適に使い続けられそうだ。
(via The Verge)
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