「iOS 12」のポートレートモード、「iOS 11」より輪郭の認識精度が劇的に向上していることが判明
「iOS 12」では「iOS 11」と比較してポートレートライティング機能が改良され、人物認識の精度が向上していることが明らかになっているが、具体的にどの程度変わったのかは明らかになっていなかった。
RAW撮影ができるカメラアプリ「Halide」を開発しているデベロッパーBen Sandofsky氏が「iOS 12」と「iOS 11」で被写体の輪郭精度を比較したところ、劇的な違いがあることが判明した!
被写体の輪郭がよりハッキリとした写真が撮影可能に?
以下がその比較。左が「iOS 11」、右が「iOS 12」。顔の輪郭を撮影したものと見られるが、耳の周りがハッキリと写っているだけではなく、「髭を剃らなければ」とコメントしていることからふわふわとした遷移は毛で、それらもしっかりと認識されていることが分かる。
iOS 11 depth data vs iOS 12 portrait matte. The edge details are crazy. Also, I need a shave. pic.twitter.com/X3gwgNABTl
— Ben Sandofsky (@sandofsky) August 8, 2018
これらの写真が内向きカメラなのか、外向きカメラなのかは不明だが、自分の顔を撮影していることから内向きカメラである可能性は高そう。より高画質なレンズを搭載している外向きカメラであればさらに高解像度な写真が期待できそうだ。
次期iPhoneのカメラ性能が現行モデルからどの程度進化するか、今のところ期待できそうな情報はないが、毎年カメラの性能が向上しているiPhoneだからこそ、今年も改良されているに違いない。
強化されたハードウェアと、それを活かすソフトウェア。これらの組み合わせを試すのが楽しみだ!
(via phoneArena)