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iOS 26.1、正式リリース。Liquid Glassの不透明度調整が可能に、ロック画面カメラも無効化できます

Apple Intelligence対応言語が8カ国追加、AirPodsライブ翻訳も日本語・中国語・韓国語・イタリア語に対応

Ios26 1 updates

Appleは現地時間11月3日、iOS 26のリリースから約1カ月ぶりとなる大型アップデートiOS 26.1を正式にリリースした。新たに追加されたLiquid Glassの設定で外観を調整できるオプションや、ロック画面をスワイプしてカメラを開く機能のオン・オフ切り替えApple IntelligenceAirPodsでのライブ翻訳の対応言語拡大など、注目度の高い新機能が盛り込まれている。

iOS 26.1はiPhone 11シリーズ以降、iPhone SE(第2世代)以降、iPhone Airに対応しており、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」からダウンロードできる。

Liquid Glassの外観を調整可能に

iOS 26.1で最も注目すべき変更は、賛否両論を呼んでいたLiquid Glassの外観を調整できる新しい設定の追加だ。iOS 26で導入されたLiquid Glassは、通知やタブバーなどのUI要素を半透明にし、背景を透かして表示するデザインだが、一部のユーザーからは「視認性が低い」との声も上がっていた。

新しい設定は「設定」>「画面表示と明るさ」>「Liquid Glass」にあり、デフォルトのクリアな見た目にするか、アプリの素材やロック画面の通知の不透明度を上げる新しい色合い調整にするかを選択できるiPadとMacでも同様の設定が追加されており、Macでは「システム設定」>「外観」>「Liquid Glass」から変更可能だ。

ロック画面のカメラ起動を無効化できる新機能

長年iPhoneユーザーを悩ませてきた「誤ってカメラアプリが起動してしまう問題」がついに解決される。iOS 26.1ではロック画面をスワイプしてカメラを開く機能をオフにできる設定が追加された。

この設定は「設定」>「カメラ」>「ロック画面をスワイプしてカメラを開く」にある。iPhone Xの登場以降、ロック画面にはカメラとフラッシュライトのショートカットボタンが標準搭載され、さらにiPhone 15シリーズ以降ではアクションボタン、iPhone 16シリーズ以降ではカメラコントロールボタンが追加されたことで、カメラ起動方法は複数存在している。スワイプジェスチャーを使わないユーザーにとって、誤起動を防げる今回のアップデートは朗報だろう。

Apple IntelligenceとAirPodsでのライブ翻訳が多言語対応

iOS 26.1ではApple IntelligenceiPhone 15 Pro以降)が8つの新しい言語に対応した。追加されたのは中国語(繁体字)、デンマーク語、オランダ語、ノルウェー語、ポルトガル語(ポルトガル)、スウェーデン語、トルコ語、ベトナム語だ。

AirPodsでのライブ翻訳も対応言語を拡大し、中国語(簡体字および繁体字)、日本語、韓国語、およびイタリア語に対応した。この機能はiOS 26のリリース時にAirPods Pro 2AirPods Pro 3AirPods 4で利用可能になり、当初は米英英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(スペイン)に対応していた。ライブ翻訳では、言語の壁を越えてコミュニケーションが取れるようになり、読み上げられる翻訳を聞いてハンズフリーで内容を追うことができる

その他の細かな変更点

iOS 26.1ではAppleの動画配信サービス「Apple TV+」が「Apple TV」にリブランドされたことに伴い、Apple TVアプリのアイコンが刷新された。「設定」アプリには「一般」の下に「ローカル収録」セクションが追加され、ローカル収録ファイルを特定の場所に保存したり、録音時に外部USBマイクでゲイン制御を使用できるようになった。

アラームとタイマーの解除方法も改善され、スライドして解除するインターフェースが導入された。誤ってアラームを消してしまうリスクを軽減できる仕様だ。Apple Musicのミニプレーヤーでは、スワイプジェスチャで次または前のトラックに移動でき、Apple MusicのAutoMixをAirPlayで利用できるようになった。

その他の新機能として、フィットネスアプリから直接ワークアウトを手動で記録できる機能や、低帯域幅環境でのFaceTimeの音質が向上するなど、細かな使い勝手の向上も図られている。また、既存の13〜17歳(年齢は国や地域によって異なる)のお子様用のアカウントでは、”コミュニケーションの安全性”に加え、成人向けWebサイトを制限するためのWebコンテンツフィルタがデフォルトで有効になる。

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執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:706695)

    Liquid grassの画面がどうなるのかの写真が見たい。

  2. 通りすがりの読者(コメントID:706685)

    Safariのバグが少しずつ解消されていってる。下部固定のパーツが固定されないバグはほぼ解消された。ほんとしんどかった。
    あとは検索ボックスに謎のオーバーレイがかかるバグは未解消。リキッドグラスにしてるとまだ半透明だから良いけど、効果オフにすると真っ白なオーバーレイがかかって何も見えなくなって入力文字が完全に見えなくなる。

    iOS4の頃からiPhone使ってるけど、今回のOSアップデートがSafari史上一番バグが酷い。アドブロック系の悪さかと思ったけど、オフにしても変化ないし、バグだと思うのだけど、でもそんな騒ぎにならないってことはやはり何かが悪さしてるのかな。

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