macOS Ventura 13.2、正式リリース。iCloud用の高度なデータ保護が適用
エンドツーエンドの暗号化で保護されるiCloudデータのカテゴリが、iCloudバックアップ、メモ、写真を含む合計23種類に拡大
Appleは1月24日、「macOS Ventura 13.2」を正式リリースした。
最新バージョンでは、iCloud用の高度なデータ保護とApple ID用のセキュリティキーが導入。エンドツーエンドの暗号化で保護されるiCloudデータのカテゴリが、iCloudバックアップ、メモ、写真を含む合計23種類に拡大した。VoiceOverのオーディオフィードバックが停止することがある問題などの不具合も修正されている。
リリースノートは以下のとおり。
macOS Ventura 13.2のリリースノート
このアップデートではiCloud用の高度なデータ保護とApple ID用のセキュリティキーが導入されます。このアップデートにはMacでのその他の機能向上とバグ修正も含まれます。
- iCloud用の高度なデータ保護により、エンドツーエンドの暗号化で保護されるiCloudデータのカテゴリが、iCloudバックアップ、メモ、写真を含む合計23種類に拡大し、クラウドでデータ漏洩が起きた場合でも情報を保護することが可能
- Apple ID用のセキュリティキーを使用すると、物理的なセキュリティキーがないとサインインできなくなり、アカウントのセキュリティを強化することが可能
- フリーボードで、Apple Pencilまたは指を使って描画した筆線が共有ボードに表示されないことがある問題を修正
- 入力中にVoiceOverのオーディオフィードバックが停止することがある問題を修正
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できません。このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
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