「OS X El Capitan 10.11.4」、「メッセージ」アプリでも「Live Photos」の閲覧やシェアが可能に
「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」の新機能といて静止画の前後1.5秒ずつ、合計3秒の動画を付加する「Live Photos」が用意されている。普段は使えるシーンは限られているかもしれないが、動画ほどの手間を掛けずに静止画よりはコンテキストが増えるという仕組みはありそうで無かった。
残念ながらこれまでMacではその「Live Photos」を閲覧するためには「写真」アプリを使用する他無かったが、新機能盛り沢山の「iOS 9.3」と同時にリリースされた「OS X El Capitan 10.11.4」からはメッセージアプリでも「Live Photos」の閲覧やシェアが可能になったことが明らかになった!
「Live Photo」をOS X純正のシェア機能で共有可能に
これまではMac宛に「メッセージ」アプリ経由で「Live Photo」が送られてきたとしても前後1.5秒が削ぎ落とされた静止画としてしか見ることができなかったが、「OS X El Capitan」の最新ベータ版では「Live Photo」のまま閲覧することができるようになった。
「Live Photo」であるかどうかはメッセージの左上にアイコンが表示されているか否かで確認できる。
残念ながらこの受信した「Live Photo」をデスクトップにドラッグ・アンド・ドロップしてしまうと「Live Photo」のマジックは失われる。ただし、OS X純正のシェアボタンを使用すれば「Live Photo」のままシェアすることができる。
「OS X El Capitan 10.11.4」は最初のベータ版がリリースされたばかり。「WWDC 2016」ではOS Xの次期バージョンがアップデートされるはずなので、遅くとも数ヶ月以内には正式リリースされると予想される。
(via 9to5Mac)