2026年のApple新製品、まだ12個もあるらしい。折畳iPhone・有機EL MacBook・スマートホームハブなど
iPhone 18は今年出ない?発売サイクル分割、Siri遅延によるホーム製品延期など、2026年後半の注目ポイントを総まとめ
2026年のApple新製品は、まだまだ大量に控えている。先日iPadやMacの大量発表があったばかりだが、折畳iPhoneやスマートホームハブなど、年内に少なくとも12の新製品が登場する見通しだ。
MacRumorsが、2026年に登場が予想される、Apple新製品をまとめていたので紹介する。大半は例年どおり9月〜10月の秋イベントに集中するが、それ以外の時期にも発表はありそうだ。年間で15製品以上が投入される可能性もある、まさにApple製品ラインアップ刷新の年になりそうだ。なおAppleは2026年中に「Ultra」ブランドのデバイスを3つ投入するとの噂もあり、高価格帯への製品展開が加速している。
それでは、いってみよう!
エントリーiPadはどこへ行った?
先週の発表ラッシュで登場が予想されていた低価格iPadは、なぜか姿を見せなかった。Appleは引き続き開発を進めているとされ、デザイン変更はないもののApple Intelligence対応のためA18またはA19チップを搭載する見込みだ。
登場時期は不明だが、年内のどこかで発表されるだろう。Apple Intelligenceには8GB RAMが必要なため、現行の6GBから増量されるはずだ。
年内前半〜中盤に登場しそうなMac
Mac Studioは年内中盤のリフレッシュが見込まれている。M5 MaxチップとM4またはM5 Ultraチップを搭載する可能性があるが、外観デザインの変更はなさそうだ。M5 MaxはM5より大幅に高速なCPUおよびGPU性能を提供し、M5 UltraはM5 Maxの2倍の性能となる。
Mac miniはMac Studioの後に登場する見込みで、M5とM5 Proの2モデル構成になると予想されている。リークされたAppleソフトウェアから「J873g」「J873s」というコードネームが見つかっており、それぞれM5とM5 Proに対応するとされる。こちらもデザイン変更はなく、内部改善に留まるだろう。
iMacもMac Studioの後に続くと見られる。M5チップの搭載はほぼ確実で、本体カラーが5年ぶりに刷新されるとの噂もある。さらにリークされた内部ソフトウェアによると、AppleはM5 Maxチップ搭載のiMacも開発中とのこと。Maxチップは通常「Pro」マシンに搭載されるため、iMac Proの復活もあり得る。
9月の目玉は「折畳iPhone」
2026年最大の注目は、Apple初の折畳iPhone。ブック型のデザインを採用し、展開時に約7.6〜7.7インチ、折り畳み時に約5.3インチのディスプレイを搭載する。開くとiPad miniのようなサイズ感になり、厚さは展開時わずか4.5mmとAppleデバイス史上最薄だ。
Appleは高度なディスプレイ技術とLiquidmetal製の高耐久ヒンジにより、折り目を「ほぼ見えない」レベルまで抑えたという。搭載チップは2nmプロセスのA20、背面デュアルカメラ、電源ボタン内蔵のTouch IDを採用し、Face IDは見送られる模様。画面サイズの詳細はこちらで紹介しているが、価格は最大2,500ドル(約37万円)に達する可能性がある。
流出したCADデータによると、ヒンジ側だけ角ばった「非対称デザイン」を採用していることも明らかになっている。さらに開いた状態ではiPadに近いマルチタスク機能を備えるとの情報もあり、単なる大画面iPhoneではなく、iPhoneとiPadの”いいとこ取り”を目指した異端のデバイスになりそうだ。
iPhone 18 Proは発売サイクルを分割
iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは例年どおり9月に登場するが、今年からAppleは発売サイクルを分割する。秋に登場するのはProモデルと折畳iPhoneのみで、通常のiPhone 18やiPhone Air 2は今年発売されない。
iPhone 18 Proではディスプレイに大きな変化が訪れる可能性がある。ディスプレイ埋め込み型Face IDによりDynamic Islandが廃止され、画面左上にパンチホール型のカメラカットアウトのみが残る設計だ。チップは2nmプロセスのA20 Proを搭載し、可変絞りのメインレンズも噂されている。背面にはフロストガラス素材が採用される可能性もあるようだ。
ただし最新のリーク情報では、Dynamic Islandは縮小されず現状維持になるとの見方も浮上しており、情報は錯綜している。価格はiPhone 18 Proが1,099ドル、Pro Maxが1,199ドルで据え置かれる見通しで、Pro Maxには5,100〜5,200mAhの大容量バッテリーが搭載される見込みだ。
Apple Watchは内部刷新のみか
毎年恒例のApple Watchも秋に登場する見込みだが、Apple Watch Series 12は内部的な変更に留まりそうだ。期待されている非侵襲型の血糖値モニタリング機能は、実現まであと数年かかると見られている。
Apple Watch Ultra 3は2025年9月にリフレッシュされたばかりで、毎年更新されるとは限らないため2026年にアップデートがあるかは不透明。Apple Watch SEも同様で、2025年9月登場のApple Watch SE 3以降、今年の更新は未定だ。
Siriの遅れが足を引っ張るスマートホーム製品
Appleのスマートホームハブは、刷新版Siriの開発遅延により9月まで延期されたと報じられている。7インチのiPadのようなディスプレイを搭載した全画面デザインで、壁掛けモデルとHomePod mini風のスピーカーベース付きモデルの2種類が用意される見込みだ。ホームハブの詳細はこちらで紹介している。
Apple TV 4Kも同様にSiriの問題で足止めを食らっている模様。Apple Intelligence対応のA17 Proチップと、AppleのN1ネットワーキングチップが搭載される見通しだが、デザインの大幅な変更はなさそうだ。
HomePod miniの新モデルも準備はできているが、やはりSiriの問題が障壁になっている可能性がある。Apple Watch由来の新しいチップを搭載し、UWBチップもアップデートされる見込み。ただしN1チップの搭載については情報が錯綜しており、流出したコードではN1非搭載を示唆する情報もある。
なおAppleは刷新版Siriがパーソナルアシスタントとして十分な性能に達していないと判断し、開発が長引いている。LLMベースの新しいSiriは、iOS 26.4のリリースと合わせて3〜4月頃に登場する見込みだったが、ホームハブの延期を見る限り、さらなる遅延が発生しているようだ。
赤外線カメラ搭載のAirPods Pro
Appleは新型AirPods Proに小型の赤外線カメラを内蔵する計画だ。Apple Intelligenceの「Visual Intelligence」機能と連携でき、エアジェスチャー操作にも対応する可能性がある。次世代H3チップによる音質向上や低レイテンシも期待されている。
発表時期は9月か10月が有力だ。2025年にAirPods Pro 3が発売されたばかりだが、アナリストのMing-Chi Kuo氏は2026年に別のAirPods Proアップデートが予定されていると予測している。新バージョンではなく、AirPods Pro 3の高級版アップデートになるかもしれない。「AirPods Ultra」というブランド名で登場する可能性も指摘されている。
年末の大物:有機EL MacBook
年末には有機ELディスプレイ搭載の新型MacBookが控えている。「MacBook Ultra」と呼ばれる可能性があるハイエンドモデルで、タッチ対応の有機ELディスプレイを採用する。次世代の2nm M6チップを搭載し、ノッチを廃止してパンチホールカメラを採用する見込みだ。ディスプレイを触っても揺れにくい強化ヒンジも搭載されるという。有機EL MacBook Proに期待される5つの変更点はこちらで詳しく紹介している。
Ming-Chi Kuo氏は2026年後半から2027年前半に登場すると予想しており、有機ELディスプレイの量産はすでに予定より前倒しで始まっているとも報じられている。既存のM5 Pro/Max搭載MacBook Proを置き換えるのではなく、その上位に位置する新ラインとして展開される方向性で、ノッチ廃止のホールパンチカメラデザインや薄型軽量化も実現し、MacBook Pro史上最大の進化となりそうだ。さらにAppleのC2チップを搭載する初のMacBookとなり、5G接続に対応する可能性もある。
そのほか注目の製品
AppleはHomeKit対応の屋内セキュリティカメラも開発中で、2026年後半に登場する可能性がある。スマートホームハブと連携し、Appleのプライバシー保護を活かした製品になるとされている。
Metaの「Ray-Ban」スマートグラスに対抗するAIスマートグラスも開発が進んでいる。カメラ、スピーカー、センサー、AIを搭載するがディスプレイは非搭載で、2026年に発表、2027年に発売の流れが予想されている。
6月のWWDCでは次世代OSがお披露目
ハードウェアだけではない。6月のWWDCではiOS 27、iPadOS 27、macOS 27、tvOS 27、watchOS 27、visionOS 27がプレビューされる。新ハードウェアを購入しなくても既存デバイスに新機能が追加される重要なアップデートで、正式リリースは9月になる見通しだ。
Craig Federighi氏が「想定よりもはるかに大きなアップグレード」と語った刷新版Siriや、折畳iPhone向けの新UIが目玉になるだろう。iOS 27はBloombergのMark Gurman氏が「Snow Leopard」アップデートと表現しており、大きな新機能よりも基盤パフォーマンスと品質の向上に注力するとされている。
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