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実は”iPhone 5cカラー”の初代AirPodsが存在。ピンク・イエローの充電ケースが流出

プロトタイプコレクターが画像公開、iPhone 7向けにも5色展開を検討するも製品化せず

Iphone5c like colors for original AirPods prototype

Appleが初代AirPodsでカラフルな充電ケースを試作していたことが明らかになった。iPhone 5cを彷彿とさせる鮮やかなカラーバリエーションで、製品化には至らなかったものの、同社が色展開を真剣に検討していた証拠となる。

Appleプロトタイプコレクターとして知られる「Kosutami」氏が2024年12月24日にX(旧Twitter)で公開した画像には、ピンクとイエローの充電ケースが写っている。ケースの外側のみがカラーリングされており、内側とイヤホン本体は従来通り白色のままだ。

iPhone 5cとの関連性

公開されたカラーは、2013年に発売されたiPhone 5cのカラーラインナップを思わせる配色となっている。iPhone 5cはブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイトの5色展開で、ポリカーボネート製の鮮やかなボディが特徴だった。

AppleはこれまでAirPodsを白色でのみ展開してきたが、内部では複数回にわたってカラーバリエーションが検討されていたようだ。

過去にもカラー展開を検討

Kosutami氏は2023年にも、AirPodsのピンク色プロトタイプの画像を共有している。当時の情報によると、AppleはiPhone 7のカラーに合わせて5種類のカラーオプションを開発していたが、最終的に製品化は見送られた。

充電ケースのみをカラー展開する案だったとみられ、イヤホン本体は白色を維持する方針だったようだ。

AirPods Maxのみカラー展開

現在、カラーバリエーションが提供されているのはAirPods Maxのみとなっている。AirPods Maxはミッドナイト、スターライト、ブルー、オレンジ、パープルの5色で展開されており、ヘッドホン型という特性上、ファッションアイテムとしての側面も重視されている。

標準のAirPodsAirPods Proについては、今後もカラー展開の可能性は残されているものの、Appleが白色にこだわり続ける理由は明確ではない。ユーザーからは長年カラーバリエーションを求める声が上がっており、今回のプロトタイプ画像によって、その要望にAppleが一定の関心を示していたことが証明された形だ。

なおKosutami氏は過去にも、オールブラックのVision Proパーツ、初期バージョンのMagSafe充電パック、FineWoven製Apple Watchバンド、機能するAirPower充電マット、未発表の「Magic Charger」アクセサリなど、数々のAppleプロトタイプを公開している。

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更新日2025年12月28日
執筆者g.O.R.i
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