残念。AI組み込まれたSiriは2026年まで延期されました
当初2025年提供予定だった「より個人化されたSiri」の開発に遅れ、GoogleやAmazonのAIアシスタント競争が加速

Appleは3月7日、音声アシスタントSiriの一部AI改良機能の提供が2026年まで延期されることを発表した。同社は当初、これらの機能を2025年に提供する予定だった。
Appleの声明によると「より個人化されたSiriの開発に取り組んでおり、ユーザーの個人的なコンテキストをより認識し、アプリ内および複数のアプリにまたがってユーザーのために行動する能力を持たせる予定だ。これらの機能の提供には当初の想定よりも時間がかかり、今後1年をかけて段階的に展開していく見込みだ」としている。同社は延期の理由については明らかにしていない。
Apple Intelligenceの進化と遅延
昨年、Appleは「Apple Intelligence」と呼ばれる一連のAI駆動機能を発表した。これにはメールの書き直しや煩雑な受信トレイの要約など、新しい機能が含まれている。
最も大きな改良点の一つは、Siriがアプリの出入りをスムーズに行い、Appleデバイスに保存された情報を活用してユーザーのタスクを完了する能力だった。例えば、友人が推奨したポッドキャストの表示や、親族のフライト追跡情報の取得など、すべてデバイス上に保持されているデータに基づいた操作が可能になる予定だった。
Appleはプライバシーを重視しながらAI機能を提供するため、自社チップで動作する大規模な新しいクラウドコンピューティングインフラを構築している。同社によると、Siriは1日あたり15億件のユーザーリクエストを処理しているという。
日本では今年4月にApple Intelligenceが提供開始される。
競合他社のAIアシスタント戦略
Appleのライバル企業もAI機能を音声アシスタントに追加する動きを加速させている。AlphabetのGoogleは昨年、そのアシスタントにGeminiモデルを追加した。
Amazonは先月、AIを活用したAlexaアシスタントの大幅な刷新を発表。新機能はPrimeプログラムの加入者には無料で提供されるが、それ以外のユーザーには月額19.99ドルの料金がかかるとしている。
Appleの今回の発表は、AI技術の複雑さと、ユーザー体験の質を維持しながら新機能を展開することの難しさを示している。同社は常に製品の完成度を重視しており、今回の延期もその方針に沿ったものと考えられる。
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