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WWDC

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WWDCとは

WWDCとは、毎年6月頃に開催する開発者向けのイベント。日本語訳は「世界開発者会議」。「Worldwide Developers Conference」の頭文字をとった略称だ。口に出して読む際は「ダブリュー・ダブリュー・ディー・シー」が一般的。

WWDCは月曜日にスタートし、金曜日までの平日5日間開催が通例。多数のプレゼンテーションやセッションを通じて、開発者が自身のアプリに最新OSの新機能を活用・取り込む方法を学ぶ場となっている。

従来は参加は抽選で決まり費用は約17万円だったが、コロナの影響ですべてオンラインで実施し、参加費用は無料化された。

WWDCの発表内容

WWDCは、基調講演(キーノート)とともにスタート。イベントの主役は、あくまでもソフトウェア。同年の秋に正式リリースされる最新iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSなど、各プラットフォームのアップデート内容がプレビューされる。

その後Platforms State of the Unionを筆頭に、様々なセッションが開催。アプリ開発に役立つ、新しいツール、テクノロジー、Appleプラットフォーム全体にわたる進化について掘り下げる。

ハードウェアが発表されたWWDC

非常に稀だが、年によってはハードウェアも壇上で披露することがある。

  • 2006年:Mac Pro
  • 2008年:iPhone 3G
  • 2009年:MacBook Pro
  • 2010年:iPhone 4
  • 2012年:MacBook Pro Retina
  • 2017年:HomePod、iMac Pro、10.5インチiPad Pro
  • 2019年:Mac Pro、Pro Display XDR
  • 2020年:AppleシリコンMacのテスト機(A12Z Mac mini)
  • 2022年:M2 MacBook Air、M2 MacBook Pro

WWDCの基調講演を視聴する方法と条件

WWDCの基調講演は、Apple公式サイトApple DeveloperアプリApple Developerウェブサイト、Apple TVアプリ、YouTubeを通じてストリーミングを行う。

Apple公式サイトでライブ配信を視聴するための条件は以下のとおり。条件を満たす環境がない場合、YouTubeのライブストリーミングの使用がおすすめだ。

視聴するデバイスやOS 視聴の条件
iPhone、iPad、iPod touch 「iOS 10」以上が動作するSafari
Mac 「macOS Sierra 10.12」以上が動作するマシーンのSafari
Apple TV 最新のApple TV Softwareが動作する第2世代以降のモデル
tvOSが動作するモデル
Windowsコンピューター 「Windows 10」以上が動作する「Microsoft Edge」
Chrome/Firefox(ブラウザ) MSE、H.264、AACの用意が必要

年代別のWWDC情報・発表内容まとめ

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