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AirPodsでiPhoneカメラを操作?睡眠検知など5つの新機能がWWDC25で発表か

ヘッドジェスチャー拡張やスタジオ品質マイクも追加、既存モデルでも利用可能

Isaac smith UcjsZ6ZqZIo unsplash

Appleは6月9日に開催されるWWDC25で、AirPodsに関する5つの新機能を発表する可能性があることが明らかになった。これらの機能はiOS 26のアップデートと共に提供される予定で、現行のAirPodsモデルでも利用できるようになるという。9to5Macが報じた。

今回報じられた新機能は、ヘッドジェスチャーの拡張、睡眠時の自動一時停止、カメラコントロールの復活、スタジオ品質のマイクモード、そして教室での利用改善など、多岐にわたる内容となっている。

ヘッドジェスチャーがさらに便利に

Appleは昨年、AirPods Pro 2とAirPods 4でヘッドジェスチャー機能を導入し、うなずきや首振りで通話の応答や拒否ができるようになった。新たに開発されているのは、会話認識機能の音量調整を終了するためのヘッドジェスチャーだ。

現在は会話認識機能を終了するためにAirPodsのステムを長押しするか上にスワイプする必要があるが、今後はヘッドジェスチャーでも同様の操作が可能になる見込みだ。

睡眠時の自動一時停止機能

多くの人がAirPodsを装着したまま眠ってしまう経験があるだろう。音楽やポッドキャストを聞きながら眠りについてしまうケースは珍しくないが、現在はスリープタイマー機能に頼るしかなく、すべてのアプリがこの機能に対応しているわけではない。

Appleが開発中の新機能では、ユーザーが眠りについたことを検知して自動的に再生を一時停止する。この機能がAirPods単体で動作するのか、それともApple Watchの睡眠検知機能と連携するのかは明らかになっていないが、いずれにしても歓迎される機能になりそうだ。

カメラコントロール機能が復活

かつて有線のEarPodsで利用できた機能が、ついにAirPodsでも復活する。AirPodsのステムをクリックしてiPhoneやiPadのカメラシャッターを切ることができるようになる予定だ。

リモート撮影時に毎回耳に触れるのは不自然に見えるかもしれないが、AirPodsを手に持った状態でも機能する可能性があるという。タイマー機能と組み合わせることで、より自然な撮影が可能になるかもしれない。

スタジオ品質のマイクモード

iPhone 16で導入されたAudio Mix機能と同様の技術が、AirPodsにも搭載される見込みだ。この機能は機械学習を使って背景音と音声を分離し、インフレーム、スタジオ、シネマティックの3つの音声オプションから選択できる。

AirPods向けの「スタジオ品質」マイクモードが実現すれば、クリエイター向けのラベリアマイク市場での競争力が大幅に向上することになる。

教室での利用がより簡単に

教育現場での利用を想定した改善も予定されている。複数の生徒が同じiPadを共有する教室環境において、AirPodsのペアリング体験を改善する機能が開発されているという。

この機能により、iPadOSでのAirPods接続がより簡単になり、手動での操作ステップも削減される予定だ。

これらの機能がすべて発表されるかは不明だが、Appleは新しいハードウェアの発売に合わせて新機能を追加するのではなく、既存のモデルに継続的に機能を追加する方針を続けている。WWDC25では、iOS 26やmacOS 26などの主要アップデートが発表される予定で、今年はAIよりもデザインの刷新や長年要望されてきた機能の実装に焦点が当てられると予想されている。

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更新日2025年06月08日
執筆者g.O.R.i
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