当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

ガーン。AirPods Pro 3、音質・ANC”大幅改良なし”か。目玉はやはり「心拍数トラッキング」

2025年・2026年に2バージョン展開、高級版には赤外線カメラ搭載でジェスチャー操作対応

Airpods458A3010 TP V

Appleが明日発表予定のAirPods Pro 3は、オーディオ品質やアクティブノイズキャンセレーション(ANC)において大幅な改良は行われない見通しだ。BloombergのMark Gurman氏によると、今回のアップデートは健康機能を中心とした改良に重点が置かれるという。

新機能の目玉となるのは、心拍数トラッキング機能の搭載だ。この機能は、Appleが今年初めにPowerbeats Pro 2で導入したものと同様の仕組みを採用している。LEDオプティカルセンサーが血流を測定することで心拍数を検出し、人気のフィットネスアプリと連携してデータを同期する。

また、装着感向上のためのデザイン変更も実施される予定で、充電ケースもより薄型化されAirPods 4と同様のコンパクトサイズになる。しかし、音質やANCの大幅な向上が見込まれていないことは、多くのユーザーにとって期待を下回る内容となりそうだ。

2025年と2026年に2つのバージョンが登場か

一方、Appleは2025年と2026年にかけて2つの異なるバージョンAirPods Pro 3をリリースする計画だという。サプライチェーンアナリストのMing-Chi Kuo氏は、今年のモデルに続き、2026年にはより大幅なハードウェアアップグレードを施した後継モデルが登場すると予測している

2026年モデルの最大の特徴は、小型赤外線カメラの搭載だ。このカメラはハンドジェスチャーを認識し、Apple Vision Proヘッドセットとの連携時により高度な空間オーディオ体験を提供する。中国のリーカー「Instant Digital」によると、2026年版は今年のAirPods Pro 3の高級版として位置づけられ、両モデルが併売される可能性が高いという。

高級版では赤外線カメラによるジェスチャーコントロールに特化するため、現在の感圧センサーが廃止される可能性もある。価格は現行のAirPods Pro(249ドル)を上回ると予想されており、AppleがAirPods 4で採用している価格帯別戦略の拡大を示唆している。

iPhone 17イベントで正式発表へ

AirPods Pro 3は、9月9日に開催されるiPhone 17発表イベントで正式発表される見込みだ。心拍数モニタリング機能のほか、より小型の充電ケース、改良されたサウンドとアクティブノイズキャンセレーション機能などが搭載される予定となっている。

今回のアップデートは、Appleがオーディオ機器においても健康機能を重視する方向性を明確に示している。ただし、音質面での大幅な改良が見送られることで、純粋なオーディオ愛好家からは賛否両論の声が上がりそうだ。

もっと読む

12本の記事を表示する
特集
公開情報
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「AirPods」新着記事
トレンド検索