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2026年のAppleに期待しかない。折畳iPhoneやMacBook Proの大刷新など注目の6製品

699ドルの低価格MacBookやスマートグラス、有機EL iPad miniも。史上最大規模の製品刷新へ

Apple Products we should look forward to 2026

Appleは2026年、製品ラインナップ全体にわたって革新的な新製品を投入する計画だ。折畳式iPhoneや有機ELディスプレイ搭載MacBook Pro、新デザインのiPad miniなど、注目度の高い製品が相次いで登場する見込みとなっている。

9to5Macが、2026年に期待できる6つのApple製品を紹介している。同社は2025年にLiquid Glassやスリムなデザインを採用したiPhone Airなどを投入し、Apple Siliconでも大きな進化を遂げたが、2026年はさらに幅広いカテゴリで新製品を展開する構えだ。

MacBook Pro、2021年以来の大幅リデザイン

Appleは2026年、MacBook Proを2021年以来となる大幅なリデザインで刷新する計画だ。新モデルでは薄型化を優先し、MacBookシリーズとして初めて有機ELディスプレイを採用する。

その他のとして、以下の機能が追加される可能性がある:

  • タッチスクリーン対応
  • 5Gセルラー通信機能
  • M6ファミリーのチップセット(Appleの初の2nmプロセッサになる見込み)

Appleは2026年末までに15の新型Macを開発中であることが明らかになっており、MacBook Proの刷新は同社のMac戦略における重要な転換点となりそうだ。M6チップにはセルラーモデム機能が内蔵される可能性があり、Wi-Fi環境がない場所でもスマートフォンのテザリングに頼ることなく直接インターネット接続が可能になる。

699ドルからのエントリーモデルMacBook

Appleは新たに、MacBook Airよりも下位のエントリーレベルMacBookを投入する見込みだ。このモデルはMacBookとして初めてA-seriesチップセット(A18 Pro)を搭載し、13インチディスプレイを採用する。

699ドルからの価格設定が予想されており、カラフルな複数色展開も計画されているという。ただし、この価格を実現するために何を削減するのかは不明だ。

新型Studio Display、27インチminiLED搭載で登場

Appleは2026年前半、新しいMac用外部ディスプレイを発表すると予想されている。同社は2019年にPro Display XDR、2022年にStudio Displayを発売して以来、新しいディスプレイ製品を投入していない。

新型ディスプレイは27インチのminiLEDパネルを搭載し、現行のStudio DisplayのA13 BionicからA19 Proチップにアップグレードされる見通しだ。複数のサイズ展開も検討されているという。

7インチディスプレイ搭載のホームハブデバイス

長らくされていたAppleのスマートホームデバイスが、2026年についに登場する可能性がある。このデバイスは7インチディスプレイを搭載し、新しい「homeOS」で動作する予定だ。

製品の投入はApple IntelligenceSiriの完成度に左右されるとみられている。Google Nest HubやAmazon Echo Showに対抗する製品として、スマートホーム機器の詳細な制御やAIアシスタント機能を提供する。A18チップを搭載する予定だ。

有機EL iPad mini、2021年以来の刷新

iPad miniは2021年以来となるリデザインが予定されている。新モデルは有機ELディスプレイを採用する見込みで、昨年iPad Proに初搭載された有機EL技術が、iPad miniにも拡大される形だ。

新型iPad miniA19 Proチップを搭載し、より高い耐水性能を備えるという。有機ELを採用するiPadとしては、iPad Proに続く2製品目となる。

折畳式iPhone、タブレットスタイルで初登場

Iphone fold mockup 3d printed
3Dプリントできるモックアップ

iPhone Airの1年後、Appleは初の折畳式iPhoneを投入する計画だ。いわゆる「iPhone Fold」は、クラムシェル型ではなく、タブレットスタイルの折畳デバイスになるという。

最新の報道によると、内側ディスプレイが7.7インチ、外側ディスプレイが5.3インチになる見込みで、外側ディスプレイはiPhone 12 miniとほぼ同等のコンパクトさを実現する。内側ディスプレイは2,713×1,920の解像度で画面下カメラ技術を採用し、外側ディスプレイは2,088×1,422の解像度でパンチホールカメラを搭載するという。

主な仕様として、以下が報じられている:

  • 5,400〜5,800mAhの大容量バッテリー(歴代iPhone最大)
  • Face IDではなくTouch IDを採用(サイドボタンに統合)
  • 折り目がほぼ見えない「クリースフリー」ディスプレイ
  • チタンフレーム採用
  • 物理SIMスロット廃止、eSIM専用

折畳デバイスとしては比較的小型の部類に入るサイズ感で、薄型化を最優先した設計になっているという。価格は1,999ドル(約30万円)前後と予想されている。

2026年はAppleにとって製品刷新の年に

2026年は、Appleがほぼすべてのカテゴリで革新的な製品を投入する重要な年になりそうだ。BloombergのMark Gurman氏によると、同社は少なくとも15の新製品を投入する可能性があり、「近年で最も重要な年の1つ」になるという。

iOS 26の初期ビルドが流出したことで、折畳式iPhoneやAirTag 2、次世代Studio Display、M6 Mac、AIスマートグラスなど、数十種類にも及ぶ未発表デバイスの存在が明らかになった。Appleの長期的な製品戦略が垣間見える結果となっている。

今回紹介した6製品以外にも、iPhone 17eやM5チップ搭載Mac、スマートホームハブなど、2026年前半だけで7製品が一斉登場する可能性がある。さらに、Mac mini、Mac Studio、スマートホームセキュリティ製品などの投入も予想されている。

iPhoneの発売タイミングも大きく変わる可能性が浮上している。2026年秋にはiPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、iPhone 18 Air、折畳式iPhoneという4つのプレミアムモデルに絞られ、スタンダードな「iPhone 18」は翌2027年春に発売される見通しだ。この「秋はプレミアム、春は普及モデル」という新戦略により、製造リソースの効率的な管理が可能になるという。

2026年末までには、Ray-Ban風のデザインを採用したAIスマートグラス製品をプレビューする可能性もある。サプライヤーはすでに少量の生産を開始しているとのことで、Metaのスマートグラスに対抗する製品として注目されている。

これらの製品がどのタイミングで発表されるかは不明だが、Apple Intelligenceの完成度や供給体制の整備状況が、投入時期を左右する要因になりそうだ。特に折畳式iPhoneやMacBook Proの有機EL化は、同社の製品戦略における大きな転換点となる可能性がある。

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執筆者g.O.R.i
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