iPad miniの有機ELディスプレイ採用、2026年に実現か

有機ELiPad miniが2026年にも登場する可能性が浮上した。市場調査会社Omdiaが最新の長期有機ELディスプレイ採用予測で明らかにした。

有機ELディスプレイは、各ピクセルを個別に制御できる特徴を持ち、より深い黒表現と正確な色再現を実現する。現在のiPhoneフラッグシップモデルではすでに採用されており、今年5月にはiPad Proにも搭載された。

この予測によると、iPad miniは2026年から2027年にかけて有機ELディスプレイを採用。続いて11インチと13インチのiPad Airも2027年から2028年にかけて、シングルスタック方式の60Hz有機ELパネルを搭載する。

MacBookシリーズでは、14インチと16インチのMacBook Proが2026年に2スタック方式の120Hz有機ELパネルを採用する見込みだ。2スタック方式は発光層を2層構造にすることで、輝度を2倍に、ディスプレイの寿命を4倍に向上させる特徴がある。

ディスプレイサプライチェーンコンサルタント（DSCC）のCEOであるRoss Young氏は、一部の細かい違いを除き、この予測の大部分が自身の予測と一致すると述べている。

Ross Young氏はディスプレイサプライヤー各社との繋がりを武器に、これまで何度も未発表Apple製品のディスプレイ仕様を正確に言い当ててきた。「自身の予測と一致する」ということは、現時点では、報じられている情報の実現可能性が高いと言える。

@jukanlosreveより