新型iPad Air、正式発表。M3チップで性能3.5倍に、9.8万円から
AI機能とMagic Keyboard刷新で使い勝手も大幅向上、環境への配慮も徹底
Appleは、最新のM3チップを搭載した新型iPad Airを発表した。この新モデルは、パワフルな性能と先進的なAI機能を組み合わせ、クリエイティブな作業からゲームまで、あらゆる用途で卓越したパフォーマンスを提供する。
革新的なM3チップがもたらす圧倒的な性能
新型iPad Airの心臓部には、Appleの最新シリコン「M3」が搭載されている。このチップにより、前世代のM1モデルと比較して約2倍、さらに遡ってA14 Bionicモデルと比べると最大3.5倍もの処理速度向上を実現した。
8コアCPUと9コアGPUを備えたM3チップは、マルチタスク処理やグラフィックス性能を大幅に向上させている。特筆すべきは、iPad Air初となるAppleの先進的GPUアーキテクチャの採用だ。これにより、Dynamic Caching、ハードウェアアクセラレーテッドメッシュシェーディング、レイトレーシングといった最新のグラフィックス技術に対応。3Dモデリングやビデオ編集、最新のゲームなど、グラフィックス処理を多用するタスクで驚異的な性能を発揮する。
AI時代を見据えたApple Intelligence
新型iPad Airは、Appleが推進する次世代AI機能「Apple Intelligence」に対応している。写真アプリに搭載された「クリーンアップツール」は、不要な要素を簡単に消去可能。また、自然言語による検索機能により、ユーザーは直感的に写真やビデオを探し出せるようになった。
メモアプリの「画像マジックワンド」機能は、手書きのスケッチを瞬時に美しいイラストに変換。さらに、Image Playground、ジェン文字、作文ツールなど、クリエイティビティを刺激する新機能も搭載されている。
進化したSiriは、タイピングによる対話や、Apple製品に関する詳細な質問への回答が可能になった。これらの機能により、iPad Airはより直感的で生産性の高いデバイスへと進化している。
使いやすさを追求した新Magic Keyboard
iPad Air用に新たに設計されたMagic Keyboardは、より大型化されたトラックパッドと14個のファンクションキーを搭載。USB-C充電ポートを備え、マグネット接続とSmart Connectorにより、スムーズな装着と優れた操作性を実現している。
11インチモデル用が46,800円、13インチモデル用が49,800円(いずれも税込)という価格設定で、生産性を重視するユーザーにとって魅力的なオプションとなっている。
価格据え置きながら大幅な性能向上
新型iPad Airの価格は、11インチモデルが98,800円から、13インチモデルが128,800円からと、前モデルから据え置きとなっている。3月4日(水)から予約受付を開始し、3月12日(水)に発売される予定だ。
また、従来のiPadモデルもA16チップを搭載し、最小ストレージ容量を2倍に増やすなどのアップデートが行われた。これにより、エントリーモデルでも前世代比約30%の性能向上を実現している。
環境への配慮を徹底
新型iPad AirとアップデートされたiPadは、Appleの環境保護への取り組みを反映し、30%以上の再生素材を使用している。筐体には100%再生アルミニウム、マグネットには100%再生希土類元素を採用。さらに、バッテリーには100%再生コバルトと95%以上の再生リチウムを使用するなど、環境負荷の低減に努めている。
Appleは2030年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げており、製造過程での再生可能エネルギーの使用や、パッケージからのプラスチック削減など、包括的な取り組みを進めている。
新型iPad Airは、高性能と使いやすさ、そして環境への配慮を高次元で両立させた製品と言える。クリエイターやビジネスユーザー、学生など、幅広いユーザーにとって魅力的な選択肢となりそうだ。
おー本当に来ましたね
レイトレ要らなきゃほぼ変わらんでしょ
でも……M3の性能、要ります?????????結構マイナーなアップデートだなぁって思うんですが……👀
10ヶ月で新型出しちゃうなんて、、、
去年の秋にM2の買ったからなんか悔しいなー
MacBook Airは明日来るンゴ!(噂によると
iPadのAirだったか…