“iPad mini 8″は有機ELディスプレイ搭載か。出るのは何年後…?
iPhone SEが有機EL化するのであれば、iPad miniも実現する可能性は十分ある。しかし120Hzは……
次期iPad miniは、有機ELディスプレイを搭載する可能性がある。ディスプレイ関連サプライチェーン調査会社のCEOを務めるRoss Young氏がX(旧Twitter)で明らかにした。
Next iPad Mini will have an OLED…
— Ross Young (@DSCCRoss) October 24, 2024
2023年時点でiPad AirおよびiPad miniの有機EL化が報じられていたが、いずれの製品も実現に至っていない。今週販売開始されたiPad mini(A17 Pro)も引き続き液晶ディスプレイを搭載している。
有機ELパネルだとしても、ProMotion対応は期待できない
Appleは製品のディスプレイを液晶パネルから有機ELパネルへと順次移行している。来年初頭に発売予定の新型iPhone SEも有機ELになると噂されている。
有機ELディスプレイを搭載することで、低い消費電力や高いコントラスト、製品の薄型化・軽量化が期待できる。またiPad miniやiPad Airに見られるような時代遅れとも言える図太いベゼル幅が改善される。
最大120Hzリフレッシュレートが可能なProMotionディスプレイへの対応を期待する声は大きいが、AppleはProMotionを「Proモデルとしての機能」と位置づけており、有機ELになったとしてもProMotionは実現しないだろう。iPhoneでも、iPhone 16 Proは対応するがiPhone 16では非対応だ。
iPad miniを買ったばかりの人は「心配するな」
有機ELディスプレイ搭載を聞いて「iPad mini(A17 Pro)」を返品しようと思い始めてしまった人は、一旦落ち着いてもらいたい。新型iPad miniは、3年ぶりに発表された。今回明らかになった有機ELディスプレイ搭載モデルは、少なくとも1〜2年は登場しないだろう。安心して使い続けてもらいたい。