iPhone SE 4、有機ELディスプレイ採用へーー日経報道
日本のジャパンディスプレイ(JDI)とシャープはサプライチェーンから外される
”iPhone SE 4”ことiPhone SE(第4世代)は有機ELディスプレイを搭載する可能性が高い。日本経済新聞が、液晶を使う廉価版製品を含む2025年以降に発売するすべてのiPhoneに有機ELパネルが採用されると報じた。移行に伴い、ジャパンディスプレイ(JDI)とシャープはサプライチェーンから外される。
今年7月に報じられていたとおり、iPhone SE 4用の有機ELパネルはBOEとLGが担当。iPhone全体では、引き続きSamsungが約5割を供給しており、LGが3割、BOE2割だという。
iPhone SE 4は大幅な進化が予定されている。
iPhone SE 4は「Apple Intelligenceの普及に欠かせない存在」
6.1インチ有機ELディスプレイ、Face ID、USB-Cポートなどを搭載し、デザインを一新するとの噂。iPhone 16シリーズと同じA18チップ、6GBまたは8GBのLPDDR5メモリ、アルミニウムシャーシ、4,800万画素の高性能カメラを搭載するなど、”廉価版”とは言えないほど充実したスペックが予想されている。
AppleがiPhone SE 4に最新スペックを詰め込もうとしている理由は、何も”コスパ”を高めるだけではない。今後世の中の流れとして注力せざるを得ないApple Intelligenceの普及に欠かせない端末が、iPhone SE 4だからだ。
Apple Intelligenceは、AppleのAI機能。現時点ではiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxのみ対応しており、サービス開始時は米国のみで利用できる。日本時間9月10日に披露されるであろうiPhone 16シリーズは4機種すべて対応するとみられているが、いずれの機種も高価格帯になることは予想される。Apple Intelligenceの普及には「低価格帯のモデル」がキーとなる。
そこでiPhone SE 4が需要になってくる。従来モデルに比べて大幅なスペックアップが計画されているため、現行モデルより値上げされる恐れはあるものの、iPhone 16シリーズに比べて手頃な価格で入手できるはずだ。
iPhone SE 4の発表は2025年春頃が有力
これまでの噂によると、iPhone SE 4の発売時期は2025年3月から5月頃、価格は499ドルから549ドルになると見られる。5万円台で手に入るハイパフォーマンスなiPhoneとして、大きな注目を集めることは間違いないだろう
「5万円台で手に入るハイパフォーマンスなiPhoneとして」
発売までに円高になって5万円代になるかなぁ…🥺