iPhone 18 Pro、部品高騰でも”値上げなし”か。複数アナリストが価格据え置きを予測
メモリ25%急騰、チップ価格6倍でもAppleはコスト管理を徹底。1,099ドルから維持との予測

Appleは2026年9月発売予定の「iPhone 18 Pro」および「iPhone 18 Pro Max」について、前モデルと同じ価格帯を維持する方針であることが、アナリストの調査で明らかになった。部品コストが高騰する中、Appleは積極的なコスト管理戦略を進めているようだ。
MacRumorsによると、投資会社GF SecuritiesのアナリストであるJeff Pu氏は、最新のサプライチェーン調査に基づき、Appleが「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」の価格を現行の「iPhone 17 Pro」シリーズと「同水準」または「据え置き」にすることを目指していると報告した。米国では「iPhone 17 Pro」が1,099ドル、「iPhone 17 Pro Max」が1,199ドルからとなっており、次期モデルもこの価格帯を維持する見込みだ。
メモリチップやカメラのコスト削減を推進
Pu氏によれば、Appleは「コスト管理」に注力しており、DRAMやNANDストレージの価格が高騰する中、サムスンやSKハイニックスとの交渉を通じて有利なメモリチップ契約の確保を進めているという。さらに、ディスプレイやカメラなど、iPhoneの主要部品についてもコスト削減の方法を模索していると伝えられている。
AI関連需要の増加により、メモリやストレージのコストは上昇傾向にある。実際、以前の報道では、メモリ価格が25%も急騰する中、Appleが値上げ回避に向けた戦略を検討していることが伝えられていた。また、2ナノメートルプロセスを採用する「A20 Pro」チップも、TSMCの製造キャパシティへの需要増により製造コストが大幅に上昇すると見られている。一部報道では、チップ価格が現行モデルの6倍にあたる280ドルに達する可能性も指摘されていた。こうした状況下で価格を維持するには、部品調達における徹底的なコスト管理が不可欠だ。
複数のアナリストが価格据え置きを予測
Pu氏だけでなく、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏も同様の見解を示している。クオ氏は以前、Appleが「iPhone 18 Pro」シリーズについて「可能な限り値上げを回避する」計画であり、少なくとも「iPhone 17 Pro」シリーズと同じ価格を維持すると予測していた。
価格据え置きが実現すれば、競合他社が価格調整を行った場合にAppleが優位に立てる可能性がある。また、ベースモデルの「iPhone 18」が来年初頭まで発売されないという情報もある中、「Pro」モデルの価格を維持することは、消費者の反発を抑える効果も期待できそうだ。
「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」は、2026年9月に発表される見通しだ。
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