Apple、WWDC 2025で「美しい開幕です。」ティーザー公開　iOS 26でvisionOS風デザイン刷新の噂

Appleは6月9日から開催される年次開発者会議「WWDC 2025」を前に、公式ウェブサイトのティーザーを更新した。米国版では「Sleek peek」、日本語版では「美しい開幕です。」というキャッチフレーズが採用され、これまで数週間にわたって使用されていた「On the horizon」から変更されている。

更新されたグラフィックでは、ガラスのような質感のAppleロゴに色彩が透けて見えるデザインが採用されている。従来のガラス調レインボーデザインから一新され、より洗練された印象を与えている。

#WWDC25 is next week! Can’t wait to show you what we’ve been working on.

See you June 9 at 10am PT. pic.twitter.com/qhrzevDbMH

— Greg Joswiak (@gregjoz) June 2, 2025

visionOS風デザインへの刷新を示唆

「美しい開幕です。」という日本語キャッチフレーズは、WWDC 2025で発表が予想されるiOS 26、iPadOS 26、macOS 26、tvOS 26、watchOS 26の新しいデザイン言語を暗示している可能性が高い。これらの次期OSは、Apple Vision Proで採用されているvisionOSからインスピレーションを得たガラス調の質感を特徴とする大幅なデザイン刷新が噂されている。

複数の業界関係者によると、今回のアップデートはiOS 7以来となる大規模なビジュアル変更になると予想されている。統一されたデザイン言語により、iPhone、iPad、Mac間でのユーザー体験がより一貫したものになる見込みだ。

基調講演は日本時間6月10日午前2時から

WWDC 2025の基調講演は、現地時間6月9日午前10時（日本時間6月10日午前2時）に開始される。AppleイベントページやApple TVアプリ、YouTubeでライブ配信され、終了後にはオンデマンド再生も可能になる予定だ。

Appleのマーケティング担当上級副社長グレッグ・ジョスウィアック氏も、ガラス調のAppleロゴとSwiftロゴ、レインボーを組み合わせた短いアニメーション動画をSNSで公開している。Swiftは2014年にAppleが導入したプログラミング言語で、開発者向けイベントの性格を象徴している。

WWDC 2025は6月9日から13日まで5日間にわたって開催され、世界中の開発者がオンラインで参加できる無料イベントとして実施される。

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