「メガネの掛け替えサヨナラ」──調光機能付き度入りサングラスが夏の最強装備になりそう

白フレーム至上主義からの転身

「ゴリミーと言えば白メガネ」──そう豪語してきた僕が、この夏は目の快適さを優先した。

通常メガネとサングラスを行ったり来たりするたび、忍耐力が削れていく生活に限界を感じた。通常のメガネとサングラスを一体化したい。そのためには「調光機能付きのサングラス」が必要だ。

当初は自分が既に持っていたサングラスとは別に調光機能付きのものを購入する予定だったが、サングラスを2つ所有する意味はないと判断し、手持ちのサングラスを改良してもらうことにした。

調光レンズ一本で“掛け替え地獄”と決別

僕が愛用しているサングラスはEyevol製。、既存のレンズを抜き、調光機能付き度入りレンズを新たに組み合わせた。近所のイワキメガネで10年ぶりに視力を再測定し、度数を微調整してもらった。

鏡に映った僕は、白メガネではなく黒（透明？）メガネだった。自分の姿に若干の違和感を感じつつも、「掛け替え不要」という解放感のほうが圧倒的に勝った。

• 屋外では紫外線量に応じて数秒でレンズがスモーク化。
• 屋内へ入ると透明に戻り、室内照明でも違和感ゼロ。
• 視力補正と日差し対策を1本で両立。
• サングラス用ケースが不要になり、荷物が確実に減る。

日常で気付いた“嬉しい誤算”

ディズニーシーのように屋外と屋内を行き来する日は、掛け替えゼロだけで体感疲労が驚くほど減った。今回取材させてもらったApple梅田のグランドオープンも、このメガネがあったお陰で快適に過ごすことができた。

車のトンネルでもレンズが暗くなり過ぎず、以前より視界がクリアで安全運転に貢献している。

偏見とTPO──サングラスNGにどう向き合うか

少し話は逸れるが、「サングラスは威圧的」と咎められるケースがある。一部のバス運転手は、サングラスをかけていることでクレームを入れられることがあるという。

僕からすれば、強烈な日差しが判断ミスを招くリスクのほうが大きいと感じる。バスの運転手に限って言えば、是非ともサングラスを付けて目を守っていただきたい。

とはいえ、幼稚園送迎やフォーマルな場では頭に載せてやり過ごすなど、TPOを意識した運用は欠かせない。このメガネを常時付けるのであれば、気を付けなければならない。

• 職場や送迎先など“サングラス禁止”環境では脱着方法を決めておく。
• 車のフロントガラスは紫外線をカットするため、屋外より着色が弱い。
• 高温下では色が抜けやすい傾向がある点も覚えておく。

進化の手順はシンプル

これはイワキメガネでの僕自身の体験であり、店舗やメガネによって当然変わってくるが、僕の場合は視力測定に約60分、レンズ加工に14日ほどで“いつものメガネ”がアップグレードして戻ってくる。度数やコーティングによっては1万円台後半から対応でき、追加フレームを買うより財布に優しい。

まとめ：荷物もストレスも削ぎ落とすガジェット

夏の日差しはもちろん、冬の西日や雪面の照り返しも甘く見られない。調光レンズはオールシーズンで目を守りつつ、荷物を減らす最適解だ。一度この快適さを味わうと、もうサングラスを持ち歩く生活には戻れないはずだ。

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