Apple、3月25日にスペシャルイベントを開催かーー定額購読型ニュースサービスを発表へ、料率を巡り媒体から反発

Apple acquires Texture 03122018

Appleは昨年3月に定額雑誌読み放題サービス「Texture」の買収を発表し、この新サービスは早ければ2019年春にローンチする可能性があると指摘されていたが、この新サービスが登場する日取りが決まったようだ。

BuzzFeed Newsによると、Appleは2019年3月25日に新しい定額購読型プレミアムニュースサービスを「Steve Jobs Theater」で発表すると報じている。

売上比率に媒体社が反発、Appleは50%も徴収か

情報元によると、この日は定期購読サービスが中心と伝えているとのことで、残念ながら当日、新型「AirPods」や新しい「iPad mini」は披露されないとしている。

Apple自身も言及しているオリジナル動画コンテンツの配信計画動画ストリーミングサービスに関する発表は当日行われるかどうか不明。ゲーム用の定期購読サービスについてもわかっていない。

WSJによると、この新しい定額購読型プレミアムニュースサービスは「News」アプリに組み込まれる見通しとなっていて、価格は月額10ドルになるとのこと。

この月額費用のうち、Appleが受け取るレベニューシェアは50%。媒体社は残りの50%をユーザーが閲覧した時間によって分配された金額が与えられる仕組みになっているようだ。

つまり、プラットフォームを提供するAppleが売上の半分を確保し、コンテンツを提供する媒体社がその半分を大きく下回るであろう割合しか受け取れない、という構造になっていることから媒体社から強い反発があり、受け入れる可能性は低いと指摘されている。

幸いにもAppleは「News」アプリ内で直接販売された広告はAppleに差し引かれず、Apple経由の広告も初年度のみ30%差し引かれるがその後はその割合が減ることになっている。

App StoreにおけるAppleの取り分は30%。今回のプレミアムニュースサービスにおいて50%も徴収し、コンテンツを提供している媒体社がそれを大きく下回る割合しか受け取れないという座組にした背景が気になるところだ。

AppleはAmazonプライムのような複数コンテンツのサブスクリプション・プランを検討していることも伝えている。オリジナルの動画配信コンテンツ、iCloud、写真やドキュメント用のストレージサービスがすべてバンドルされているとのことだが、詳細はわかっていない。