ジョン・ターナス氏、MacBook Neo発表直後にインタビュー。次期CEO報道に初めてコメント
Apple Intelligenceの未来像も語る——「気づかないほど自然に」
AppleのハードウェアエンジニアリングSVP(上級副社長)であるJohn Ternus(ジョン・ターナス)氏が、MacBook Neoの発表に合わせてABC Newsのインタビューに応じ、次期CEOの後継者として名前が挙がっていることについて初めて公の場でコメントした。
MacBook Neoの発表翌日にニューヨーク市でABC Newsのエリザベス・シュルツ記者と対談したターナス氏は、新製品やApple Intelligenceへの考え方、そして次期CEOをめぐる憶測についての質問に答えた。シニアApple幹部がCEO後継問題について公式に発言するのは極めて異例だ。
「できると確信するまで、やらなかった」
MacBook Neoについてターナス氏は、「これまで以上に多くの人にリーチできる大きな機会を見出した」と述べ、堅牢性・信頼性・耐久性を備えながら「Macとして誇れる品質」を実現できたと語った。
長年にわたって、より手頃な価格のMacを求めるユーザーの声があったにもかかわらず、なぜここまで時間がかかったのかという質問に対し、ターナス氏は「だからこそ、ハードルが高かった。本当に納得できるMacを作れるようになるまで、やろうとしなかった」と答えた。Appleらしい慎重かつ自信に満ちた製品哲学が、この一言に凝縮されている。
「気づかないほど自然に」——Apple Intelligenceの未来像
AIについてターナス氏は、Apple Intelligenceは今後も成長し続け、製品全体にますます深く統合されていくという見方を示した。そして、Appleが目指すAI体験の方向性として印象的な言葉を残している。
「うまくいっていれば、ユーザーは意識すらしないかもしれない。ただ、気づいたら使っていた——そんな機能を作ることが目標だ」
Appleがこれまで繰り返してきた「テクノロジーを透明化する」という哲学と一致するコメントだ。派手な機能のアピールよりも、日常の体験をひっそりと底上げすることを理想としている。
次期CEO?「今の仕事が最高だ」
ターナス氏をめぐっては、2026年1月にはデザイン部門の監督役も担うようになったと報じられており、Appleの幹部の中で最も広範な権限を持つ人物として存在感を増している。こうした一連の動きが、次期CEO候補としての見方をさらに強めていた。
インタビューでシュルツ記者は、ターナス氏が次期Apple CEOの最有力候補として業界内外から名前が挙がっていることについて直接質問した。
ターナス氏の答えは明言を避けるものだったが、それ自体が注目に値する。現役のApple上級幹部が後継者候補として公の場で言及されること自体が異例であり、ターナス氏本人の口から何らかのコメントが出たことはさらに珍しい。
「幸いなことに、今の仕事が大好きだ」と語ったターナス氏は、「世界で最も素晴らしい人たちと働けている。今日のような新製品発表の日は、ここにいることがたまらなく好きだと感じる」と続けた。Tim Cook氏の後継として最も有力視される人物の言葉としては、控えめながらも意味深長な一言だ。
なお、ターナス氏に対しては「リスク回避的すぎる」との批判もあり、iPodの共同開発者として知られるトニー・ファデル氏など別の候補者の名前も一部で挙がっている。CEO後継レースは、予想以上に複雑な様相を呈しつつある。
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M4 MacBook Airを持っていますが、やけにNeoが気になるのは、「あの頃」のMacっぽいからだと気が付きました。