Apple、スペシャルイベントを開催する「Steve Jobs Theater」の会場内の様子をライブストリーミング配信中
Appleが今までに実施したことのないスペシャルイベントの予告を行っている。
現在、Appleは明日のスペシャルイベントのライブ中継が視聴できるページで会場となる「Steve Jobs Theater」のライブ中継を行っている。記事執筆時点ですでに数時間以上実施されていることから何かの手違いではなく、意図的に配信していると見られている。
この映像は完全な”ライブ中継”ではない可能性も?
すでに6時間以上、配信映像を確認しているMacRumorsによると、これまでステージの清掃を行う人や『キャプテン・アメリカ』に出演するChris Evans氏から電話を受けるダンサーの映像などが確認されたという。
僕が見た範囲では目立った動きはなく、カメラワークが定期的に切り替わる中、スクリーンに夕焼けの様子が映し出されるのを一度だけ確認できた。
日本時間3月26日(火)午前2時から開催するスペシャルイベントに向けて早々にライブストリーミングを開始すること自体は凄いが、違和感があるのは僕だけだろうか。
記事執筆時点におけるサンフランシスコの時間は15時すぎ。社として相当な気合いを入れてプレゼンを行う予定の発表イベントの前日に自社キャンパス内にある会場を使って誰1人もリハーサルや準備をしていない様子は、冷静に考えてありえない。
Steve Troughton-Smith氏によると、この映像はCRT風のフィルターを重ねた「Steve Jobs Theater」のCGI版であると指摘。事前に撮影した様子を垂れ流しているだけで、まるで会場内をライブ中継しているように見せているだけなのかもしれない。
Just to make it clear, Apple is streaming a CRT-stylized CGI version of the keynote theatre with different camera angles and every now and then they throw in something weird around the room or onscreen to troll us with. Think Five Nights at Freddy's, but Apple https://t.co/LO2yPRrYXC
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) March 24, 2019
Troughton-Smith氏の主張が正しいかどうかは分からない(ライブ中継だと主張する人もいる)が、個人的にはやはり前日に誰も会場内が静かであることは納得しづらいため、「ライブ中継をしている風」に見せているのではないかと思っている。
何はともあれ、今から19時間後には本当のライブ中継が確実に見れる。いずれのサービスも日本で利用できることがあまり期待できないが、見たい人は一緒に夜通し楽しみましょう!