「iPhone 6s」の謎機能「Live Photos」、データ容量は静止画の約2倍
「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」のカメラは仕様を見ているだけでも旧モデルよりも素敵な写真が撮れそうな予感がする。
1,200万画素と500万画素のレンズ、4K動画撮影や「Retina Flash」など、カメラに関する仕様や新機能が発表される中、謎機能「Live Photos」が発表された。一言で言えば静止画と動画のハイブリッド撮影のようなものだが、やはり動画を撮影するということもあり、データ容量はそこそこ使ってしまうようだ。
TechCrunchによると、「Live Photos」で撮影された写真は通常の写真に比べて約2倍のデータ容量になると報じている!
言えることはただ1つ:16GBモデルは絶対にNG
そもそも「Live Photos」とは結局のところ、どのような機能なのか。Appleの公式ページには以下のような説明が書かれている。
スチル写真は、時間を止めて一瞬をとらえます。Live Photosは、その一瞬をいきいきとした動きのある思い出に変えます。美しい12メガピクセルの写真を真ん中にして、撮った一瞬の前後の瞬間も動きとサウンドと一緒にとらえる。それがLive Photosです。
言葉で説明を受けてもピンと来ないので、公式動画を載せておく。
静止画と動画を組み合わせたような「Live Photos」は一体何をしているのか。TechCrunchによると、iPhoneのカメラはカメラを起動した瞬間から写真を”撮影している”とのことで、シャッターボタンが押された瞬間にその時撮影していた写真が記録され保存されるという仕組みになっているそうだ。Appleはこの仕組みを活かし、写真が撮影された前後の写真を動画として繋ぎ合わせ、「Live Photos」として出力されているという。
前後に使われている写真データは1,200万画素の静止画ではなくキャッシュデータのような存在であるため、「Live Photos」として撮影された写真は通常の1,200万画素のJPEG写真2枚相当のデータ容量になっているらしい。
仕組みとデータ容量が分かったとは言え、そもそも使うのかという疑問はある。TechCrunchは基本的に「Live Photos」で撮影していることによって「撮りたかった瞬間を逃した」ということがなくなるのではないかと指摘。言われてみれば確かにそうかもしれない。
ただ1つ確実に言えることは「iPhone 6s」ならびに「iPhone 6s Plus」は16GBモデルを絶対に買うべきではないということ。4K動画の撮影、1,200万画素の写真、「Live Photos」などカメラ関係だけでもデータ容量を使う機能が盛り沢山。最低でも64GBモデルを選ぶようにしましょう。
「iPhone 6s/6s Plus」の予約は9月12日(土)16時01分から。詳しくは以下のキャリア公式サイトからどうぞ。
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(via MacRumors)