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トランプ米大統領はiPhone使い。ただし個人端末で各国首脳と通話するのは……

電話番号が広範囲に流出し"売買"される事態に。ホワイトハウス関係者は「制御不能」と語る

Natilyn hicks photography O7e kL4o3RA unsplash

トランプ大統領が個人所有のiPhoneを使い、記者やCEO、さらには各国首脳と日常的にやり取りしていることが明らかになった。The Atlanticが政権幹部2人の証言として報じた。

ホワイトハウスの関係者によると、トランプ大統領の個人用iPhoneは、ひっきりなしに着信が鳴り続けている状態だという。会議中も画面を上にして置き、次々と届く通知をスタッフが目にすることもあるそうだ。「記者からの電話がひたすら鳴り続ける。ブーム、ブーム、ブームだ」と関係者の1人は語っている。

大統領の電話番号が”売買”される異常事態

問題の根本は、トランプ大統領の個人電話番号が広範囲に出回ってしまっていることにある。第2期政権の発足当初、電話番号を知っていたのは大統領の友人や一握りの記者に限られていた。しかし現在はCEOや暗号資産関連の富裕層が金銭を支払って番号を入手しようとしたり、他の著名人の連絡先と交換する形で入手を試みたりしているという。

ある政権関係者は「制御不能だ」と表現し、別の関係者は「まるで破壊球のようだ」とThe Atlanticに語っている。登録されていない番号からの着信も多く、ホワイトハウスのスタッフが発信者の名前を慌ててネットで検索する場面もあるそうだ。

記者が殺到する”バットシグナル”効果

特に事態を加速させているのが、記者による”連鎖反応”だ。ある記者がトランプ大統領への直接取材に成功し、その内容をスクープとして報じると、他の記者たちが一斉に同じ番号に電話をかけ始める。2時間以内に10件以上の取材電話がかかってくることもあるという。

米国とイランの間で軍事的緊張が高まった直近2週間では、大統領は大手ネットワークから海外メディアまで、30件以上の記者からの電話に応じたとされている。通話はほとんどが数分程度で、大統領が一方的に切ることもあるが、短いコメント1つで市場が動くほどの影響力を持っている。

セキュリティリスクへの懸念

ホワイトハウスの副報道官Anna Kelly氏は、トランプ大統領を「史上最も透明性が高く、アクセスしやすい大統領」と評価している。しかし政権内部では、セキュリティ上の懸念が根強い。

特に問題視されているのは、発信者が虚偽の情報や陰謀論を大統領に吹き込み、過剰な反応を引き起こすリスクだ。通常であれば政策ブリーフィングや内部協議を経て発表される内容が、個人携帯への一本の電話でバイパスされてしまう恐れがある。

トランプ大統領の個人iPhone使用は今に始まった話ではない。第1期政権の開始時にはAndroidスマートフォンからiPhoneへの切り替えには応じたものの、個人端末の使用そのものをやめることはなかった。The Atlanticの過去の報道では、中国のハッカーが米国の通信ネットワークに侵入し、トランプ氏やJ.D.バンス副大統領の通話を傍受していた可能性も指摘されている。セキュリティの専門家は「通信インフラの脆弱性を考えると、ホワイトハウスの固定電話すらリスクがある」と警鐘を鳴らしている。

それでも大統領本人は「電話が好き」であり、番号変更の予定もないという。ホワイトハウス関係者も、大統領の通話習慣を制御することを事実上諦めているのが現状だ。

(Source: Android Authority

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執筆者g.O.R.i
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