最も安いiPhone、2028年にようやく120Hz化か。iPhone 19eの噂が浮上
iPhone 17e・18eは60Hz据え置き。次世代ディスプレイ技術「LTPO+」の進捗次第
Appleが2028年に発売すると見られるiPhone 19eに、120Hz駆動のProMotionディスプレイが搭載される可能性が浮上した。実現すれば、Appleの最も手頃なiPhoneとして初めて120Hzのリフレッシュレートに対応することになる。
ZDNet Koreaによると、eシリーズの第4世代モデルとなるiPhone 19eは、LTPO有機ELパネルを採用し、リフレッシュレートを1Hzから120Hzの間で動的に調整できるようになるという。これは現行のiPhone 17シリーズやiPhone Airと同じパネル技術だ。
今年発売されたばかりのiPhone 17eは60Hz駆動のLTPS TFTパネルを採用しており、来年のiPhone 18eも同じ技術が継続される見通し。同価格帯のAndroidスマートフォンが120Hz表示に対応していることから、スペック上の見劣りを指摘する声もあったが、正直なところ60Hzと120Hzの違いは並べてじっくり比較しないと多くの人は気づかない。
僕としては、120Hz対応そのものよりも、ProMotionがeシリーズに採用できるほどコストが下がってきたことのほうが重要だと感じている。部品コストの低下はeシリーズの価格維持や、ほかの部分への投資余力につながるため、ラインナップ全体の底上げという意味で注目すべきポイントだ。
カギを握る「LTPO+」ディスプレイ技術
iPhone 19eへのLTPOパネル搭載が実現する背景には、Appleが開発を進める次世代の「LTPO+」ディスプレイ技術がある。LTPO+はスイッチングトランジスタとドライブトランジスタの両方に酸化物半導体を採用し、従来のLTPOと比べて大幅な省電力化が期待されている。
Appleは2028年にLTPO+をiPhone AirやiPhone Foldなどの上位モデルに投入する計画だという。上位モデルがLTPO+へ移行すれば、従来のLTPOパネルがeシリーズに回せるようになる仕組みだ。ただし、LTPO+の開発が間に合わなければ、iPhone 19eへのLTPOパネル採用も先送りになる可能性があり、確定した話ではない。
AppleはLTPO+(LTPO3とも呼ばれる)を2024年のApple Watch Series 10で初めて採用しており、パネルはLG Displayが供給した。Appleには新しいディスプレイ技術をApple Watchで先行テストし、その後iPhoneへ展開するという実績がある。
量産化の課題が残る
以前の報道では、Appleは2027年のiPhoneラインナップで少なくとも1モデルにLTPO+を採用する可能性が示唆されていた。しかしZDNet Koreaの最新報道によると、量産体制が整わないことを理由に、Appleは2027年での採用を見送る方向に傾いているようだ。
結果として、LTPO+の本格投入は2028年にずれ込む可能性が高い。iPhone 19eの120Hz対応はその動向に左右されるため、今後のサプライチェーン情報に注目したいところだ。
(Source: MacRumors)
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