折畳iPhone、そして”20周年モデル”。Apple「iPhone史上最大の刷新」を準備中
2層ガラス構造で折り目軽減、20周年モデルはカットアウトなしの全画面デザインに
Appleが「iPhone史上最大のリニューアル」を準備しているようだ。折畳iPhoneに加え、エッジ・トゥ・エッジの完全新設計を採用した20周年記念モデルが計画されているという。
Bloombergが報じた。Appleのハードウェアエンジニアリング部門を率いるJohn Ternus氏の特集記事の中で、Mark Gurman氏が明らかにしている。Ternus氏はTim Cook CEOの後任として最有力候補とされる人物で、折畳iPhoneと20周年記念iPhoneという2つの大型プロジェクトを統括しているという。
折畳iPhoneは今年9月の発表が見込まれており、20周年記念モデルは早ければ2027年に登場する可能性がある。初代iPhoneは2007年1月に発表されたため、来年がちょうど20周年にあたる。
折畳iPhoneは”開くとiPad”
折畳iPhoneは、SamsungのGalaxy Z Fold 7と同様に本のように開閉する形状を採用する。大画面で動画視聴やゲーム、マルチタスクが楽しめる仕様になるとされており、Bloombergの報道によるとiPadに近いマルチタスク機能を備えるという。iOS 27は折畳iPhoneに最適化され、アプリの横並び表示にも対応する見通しだ。
ディスプレイサイズは、内側が約7.8インチ、外側が5.3〜5.5インチとの情報がある。以前の報道では内側7.7インチ、外側5.3インチとされていたが、最新の情報ではやや大型化している可能性がある。
Apple関連サプライチェーンに詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、背面にカメラ2基、前面にカメラ1基を搭載。Face IDは搭載せず、Touch ID電源ボタンを採用すると予想されている。薄型化を優先した設計判断とみられる。
価格は2,000〜2,500ドル(約30万〜37万円)と予想されており、Apple史上最も高価なiPhoneになる見通しだ。
折り目問題、Appleの回答は”2層ガラス”
折畳スマートフォンで避けられない課題が、ディスプレイの折り目だ。当初は「ほぼ折り目なし」と噂されていたが、最近の報道では完全に消すことは難しいとされている。
では、Appleはどうやって折り目を目立たなくするのか。Digital Chat Stationの情報によると、折畳iPhoneは2層の超薄型ガラス(UTG/UFG)構造を採用するという。ディスプレイを2枚のガラスで挟み込み、ヒンジとの直接接触を避ける設計だ。これにより、機械的なストレスが1枚のガラスに集中せず複数の層に分散されるため、耐久性の向上と折り目の軽減が期待できる。
現行の折畳スマートフォンの多くは、1枚のUTGで曲げとディスプレイ保護の両方を担っている。Appleのアプローチはこれとは根本的に異なり、ディスプレイをヒンジ機構から分離することで折り目をほぼ目立たなくする狙いがある。2025年12月の報道では、折り目部分を薄く、それ以外を厚くした可変厚のUFGをテストしていることも伝えられていた。今回の情報は、Appleが単一パネルではなく複合ガラススタックを開発していることを示唆している。
20周年記念iPhone、”1枚のガラス”で全面刷新
もう1つの大型プロジェクトが、2027年に登場が噂される20周年記念iPhoneだ。これまでの報道によると、曲面ガラスの筐体を採用したシームレスなデザインが特徴で、ディスプレイにカットアウト(切り欠き)は一切ない。フロントカメラは画面下に内蔵される仕組みとなる。複数の情報源が2027年の登場を示唆しており、期待は高まっている。
さらに、20周年モデルには「モバイルHBM」と呼ばれる新しいメモリ技術が搭載される可能性も浮上している。オンデバイスのAI処理能力を飛躍的に向上させる技術で、実現すればデザインだけでなく性能面でも大きな飛躍となる。
ただし、一部のアナリストは完全な全画面デザインの実現は2030年までかかると予測しており、来年の発売に間に合うかは依然として不透明だ。実現すれば、折畳iPhoneと20周年モデルが連続で登場することになり、iPhone史上最大の転換期を迎えることになる。
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