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Kindle Unlimited 3カ月99円は「お得すぎる罠」なのか→登録後すぐ解約しても3カ月使える

1カ月33円の衝撃、AI関連書籍70%OFFセールと併用すべきか損するか

Kindle Unlimited 99yen sale

Amazonブラックフライデーにあわせて、Kindle Unlimitedが3カ月99円で利用できるキャンペーンが12月1日まで開催されている。通常月額980円のサービスが3カ月でわずか99円、1カ月あたりたった33円という破格の価格設定だ。同時期に最大70%OFFのKindle本セールも開催されており、ChatGPTなどAI関連書籍も多数対象となっている。

果たして本を買うべきか、それともKindle Unlimitedで読むべきか。本記事では、過去に実施された3カ月無料キャンペーンの分析記事を参考に、今回の3カ月99円キャンペーンの価値を徹底検証してみた。

3カ月99円は「ほぼ無料」、1カ月33円の衝撃

通常月額980円のKindle Unlimitedが3カ月99円で利用できるということは、1カ月あたりわずか33円という計算になる。通常価格の3カ月分2,940円と比較すると、2,841円もお得だ。

過去には3カ月無料キャンペーンも実施されていたが、今回の99円キャンペーンは実質的に「ほぼ底値」と言える水準。コンビニのおにぎり1個より安い価格で、3カ月間読み放題サービスが利用できるのだ。

対象者は過去6カ月以内にKindle Unlimitedの無料体験やキャンペーンを利用していない方に限られる。前回の3カ月無料キャンペーンは2025年6月〜7月のプライムデーで実施されており、それから6カ月が経過していれば今回のキャンペーンを利用できる。(なので多分該当する人は、ギリギリ契約できないかも……)

Kindle本セールと併用すべきか、読み放題で済ませるべきか

今回のブラックフライデーでは、Kindle本が最大70%OFFになる大規模セールも同時開催されている。対象は6万冊以上で、ChatGPTをはじめとするAI関連書籍も多数含まれている。さらにまとめ買いキャンペーンでは4冊以上購入すると最大15%のポイント還元が受けられる仕組みだ。

ここで重要なのが、Kindle本を購入すべきか、Kindle Unlimitedで読むべきかという判断。結論から言えば、読みたい本がKindle Unlimitedの対象に含まれているかどうかを事前に確認し、対象外の本はセール価格で購入、対象内の本はKindle Unlimitedで読む、という使い分けが最もお得だ。

たとえば『この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書』(990円)や『ChatGPT最強の仕事術』(935円)など、AI関連の話題書がセール対象となっている。これらの本がKindle Unlimitedの対象であれば3カ月99円で読めるが、対象外であればセール価格で購入したほうが手元に残せる利点がある。

損益分岐点は3カ月で1冊、AI関連書籍なら余裕でペイできる

通常であれば月額980円のKindle Unlimitedで元を取るためには、月に2冊以上読む必要がある。一般的な電子書籍の価格が500円〜800円程度であることを考えると、月に2〜3冊読むだけで十分にペイできる計算だ。

しかし今回の3カ月99円キャンペーンでは、状況が大きく異なる。1カ月あたり33円という破格の価格設定のため、3カ月で1冊読めば十分に元が取れる計算になる。特にAI関連書籍は1冊1,000円前後の価格帯が多いため、1冊読むだけでも圧倒的にお得だろう。

雑誌も含めて考えると、さらにお得度は増す。ファッション誌やビジネス誌は1冊500円〜800円することが多く、3カ月で数冊読む習慣がある人なら、それだけでもサービス料金を大幅に回収できる。

対象作品は500万冊以上、ただし大手出版社の人気作品は期待薄

Kindle Unlimitedの対象作品数は500万冊以上とされているが、これは全Kindle本に対してはかなり限定的だ。全体のカバー率は体感的に数パーセント程度で、特に以下のような傾向がある。

  • 大手出版社(集英社、小学館等)の人気作品は対象外が多い
  • 新刊・ベストセラーはほとんど対象外
  • 漫画は1〜3巻無料が多く、全巻読み放題は少ない
  • 自社で漫画アプリを展開している出版社の参加率が低い

一方で、ビジネス書や実用書、雑誌のラインナップは比較的充実している。また新進作家の作品や過去の名作なども豊富に揃っているため、幅広いジャンルを読む人には魅力的だ。

AI関連書籍に関しては、Kindle Unlimitedの対象となっている作品も一定数存在する。KindleアプリやAmazonサイトで検索する際に「Kindle Unlimited」フィルタを適用すれば、対象作品を簡単に確認できる仕組みだ。

How to check unlimited books
ウェブで確認する方法

購入履歴から対象作品を調べる方法

自分がこれまで購入した本や気になっている本がKindle Unlimitedの対象かどうかを調べるには、以下の方法が有効だ。

Kindleアプリでの検索方法

  • Kindleアプリを開き「カタログ」をタップ
  • 検索窓で書籍名・著者名を入力
  • 「フィルタ」から「Kindle Unlimited」を選択

Amazonサイトでの検索方法

  • AmazonサイトでKindle本カテゴリへ移動
  • 検索後「絞り込み」から「読み放題対象タイトル」を選択

対象作品には商品ページに「Kindle Unlimited」のロゴマークが表示され、価格の代わりに「読み放題で読む」ボタンが表示される。ただし対象作品は予告なく変更されるため、定期的なチェックが必要だ。

利用をおすすめするユーザー、おすすめしないユーザー

今回の3カ月99円キャンペーンは、ほぼすべてのユーザーにおすすめできる価格設定だ。特に以下のような方には強くおすすめする。

利用を強くおすすめするユーザー

  • 3カ月で1冊以上読む予定がある人
  • 様々なジャンルの本を読む人
  • 雑誌をよく読む人(月に数冊購入している)
  • AI関連書籍を複数読んで比較検討したい人
  • 新しいジャンルに挑戦したい人
  • 通勤・移動時間に読書したい人

利用をおすすめしないユーザー

  • 3カ月で1冊も読まない人
  • 新刊・話題の本だけ読みたい人
  • 特定のジャンル・作家のみ読む人
  • 本を所有・コレクションしたい人
  • 漫画を全巻一気読みしたい人

ただし本を所有・コレクションしたい方や、特定の人気作品のみを読みたい方には、セール価格で購入する方が向いている可能性がある。読みたい本がKindle Unlimitedの対象に含まれているかどうかを事前に確認し、対象外であればセール価格での購入を検討してほしい。

3カ月99円キャンペーンの活用戦略

今回の3カ月99円キャンペーンは、2025年11月14日10時30分から12月1日23時59分までの期間限定だ。まずは無料期間終了後に自動更新される月額980円の契約を避けるため、登録後すぐに解約設定をしておくことをおすすめする

解約設定をしても3カ月間は99円で利用できるため、リスクなく試すことができる。読みたい本が対象に含まれているか事前に調べ、3カ月で数冊読めそうかを判断してから継続を決めよう。

Kindle本最大70%OFFセールとの併用も検討してほしい。Kindle Unlimitedの対象外で、手元に残しておきたい本はセール価格で購入し、対象内の本や試し読みしたい本はKindle Unlimitedで読む、という使い分けが最も賢い選択だ。

1カ月あたり33円という破格の価格設定を考えると、AI関連書籍を1冊でも読む予定がある方は、このキャンペーンを利用しない手はないだろう。年間数冊以上読む多読派で、様々なジャンルを楽しめる人にとっては、間違いなく価値のあるキャンペーンだ。

\ 試すなら今が1番お得 /

キャンペーンは2025年12月1日までの期間限定のため、検討中の方は早めの登録をおすすめする。

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執筆者g.O.R.i
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