腕時計のバックル部分にApple Watchを装着する、ダサすぎる上に高価すぎるアクセサリが話題
両腕にそれぞれ時計を付ける。これを世間一般的には「ホンダスタイル」と呼ばれていると勝手に思い込んでいるが、1つの腕に2つの時計をするというのはどうだろうか。
高級時計のバックル部分にApple Watchを装着する「PINNACLE」がNico Gerardから登場し、話題となっている。表は通常のスイス時計、手首を返すとApple Watchがバックル部分と一体化したダサすぎるアクセサリだ。
38mm型Apple Watchをバックル部分に装着可能に
PINNACLEの仕組みは非常に簡単。Apple WatchのリンクブレスレットとNico Gerardの時計を結合させ、2つのクラスプが上下にある状態になる。
ただ、冷静に考えてみてほしい。手首の表側にはアナログ時計、返して裏側にはApple Watch冷静に考えてダサい上に確実に使いづらい。ホンダスタイルも人を選ぶが「PINNACLE」と比べても敷居が低く、違和感も少なく、日頃の生活に支障をきたす可能性が低い。
PINNACLEは3つのモデルが用意されている。「PINNACLE」「Skyview PINNACLE」「Sunrise PINNACLE」。価格や特徴については以下の通り:
モデル | PINNACLE | Skyview PINNACLE | Sunrise PINNACLE |
---|---|---|---|
対応するApple Watch | 38mm Apple Watch |
38mm Apple Watch |
38mm Apple Watch Edition |
価格 | 9,300ドル | 9,500ドル | 112,000ドル |
ケース | 316Lステンレススチール | 316Lステンレススチール | 18Kゴールド |
ブレスレット | 316Lステンレススチール | 316Lステンレススチール | 18Kゴールド |
発送時期 | 10〜12ヶ月後 | 8〜10ヶ月後 | 6〜8ヶ月後 |
ポイントは発送時期。最安モデルである「PINNACLE」がまさかの10〜12ヶ月後に発送。最安と言っても9,300ドル。1年後には新型Apple Watchが発表されている可能性も高い。
なお、「PINNACLE」と「Skyview PINNACLE」は一見同じように見えるが、99本のみの限定カラーとなっているため、価格が約200ドルほど高くなっている。
確かに時計としての機能はお粗末だが、手首を返してApple Watchをチェックするというこの行為。9,300ドルも払って使いたいという人はいるのだろうか。
最後にPINNACLEのプロモーション動画を載せておく。興味があるという物好きはこちらからどうぞ!
https://vimeo.com/134956952
(via TechCrunch)