Apple、シリコーン製およびフッ素エラストマ製の純正アクセサリを廃止か

Appleは、シリコーン製またはフッ素エラストマ製の純正アクセサリを廃止する可能性がある。Appleデバイスのコレクターであり、過去にApple関連の情報を伝えてきたTwitterアカウントが、Apple系情報サイトMacRumorsを通じて明らかにした。iPhone用のシリコーンケース、Apple Watch用のスポーツバンド、ソロループ、AirTagループなどが該当する。

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— Kosutami (@KosutamiSan) 2023年9月10日

Appleは2023年の新型iPhone（iPhone 15シリーズ）において、純正レザーケースを用意せず、独自開発の新素材「ファインウーブンケース」で作られた新しいケースを発表すると見られている。

シリコーン製やフッ素エラストマ製のアクセサリは、順次廃止されるという。スポーツバンドなどは新製品発表後、新しいカラーバリエーションが投入される傾向にあるが、今年は発表されないと見られている。スポーツバンドンの代わりとなるバンドが投入されるかは不明だ。

Appleは環境保護の一環で、一部アクセサリの廃止を決定したと考えられる。シリコーンはレザーと比べて、排出する温室効果ガスの量は少ないとされているが、リサイクル素材は使用されていない。フッ素エラストマは素材の性質上、再利用がしづらい。

シリコーンやフッ素エラストマに代わる新素材の開発については、現時点では明らかにされていない。