Creative Gadget Festa2024 -iPhoneケース展-イベントレポート
GREEN FUNDINGとコラボ、クラファン中の製品に触れられる「POP UP Gadgets」コーナーが用意
「iPhoneケース展2024」が10月11日と12日の2日間、二子玉川 蔦屋家電にて開催されている。毎年開催される今回のイベントでは、「GREEN FUNDING」とのコラボレーションで、クラウドファンディング実施中の製品に実際に触れることができる「POP UP Gadgets」コーナーを設置。最新ガジェットが体験できるようになっていた。
iPhoneケース展は、iPhone、iPad、AirPods、AirPods Maxのケースをキャンバスに、アーティストが自由な発想でアート作品を制作と展示する、世界で唯一のアート展です。「アートって難しい」「わたしにはわからない」そう思う人も、毎日手にするスマートフォンやケースなら、ちょっとだけ親近感がわきませんか?
本記事はイベントレポートとして展示内容を紹介する。
アート作品
n max n
n max nはiPhone 16シリーズ用の本革ケースやApple Watch用バンドの展示を行っていた。MagSafeによるMagSafe充電、カメラコントロール用の切り欠きも用意されている、iPhoneの機能はすべて利用できるように丁寧に設計されている。
Apple純正の本革ケースが廃止された今、高品質な本革ケースはn max n製品をチェックすると良いだろう。
GREEN FUNDING
GREEN FUNDINGのブースでは、人間工学マウス「IRONPAW」、録画・写真撮影・ナイトビジョン・照明・ボトルオープナーのすべてを備えた超小型万能ミニカメラ「LandeeCam」が展示されていた。どちらも脅威的な小ささに驚いた。
UGREEN
UGREENはUGREEN Unoシリーズを展示。ロボットの形をした充電器、ケーブル内蔵型およびのワイヤレス充電のモバイルバッテリー、USB-ハブ、ケーブルなどがラインアップされている。
メーカー各社から登場している充電器製品はメカメカしいデザインを採用しているものがほとんど。Unoシリーズは機能性と見た目のキュートさを実現。充電状況によって表情が変わるため、出力を見ているよりよほど愛着がわいてくるはずだ。
Shokz
Shokzは、空気伝導方式オープンイヤー型イヤフォン「OpenFit Air」、骨伝導式オープンイヤー型イヤフォン「OpenRun Pro 2」を展示。初めてOpenRun Pro 2を体験させてもらったが、骨伝導イヤホンにありがちなビリビリ感が全くなく、締め付けもない。
それにもかかわらず低音も聞こえる音で、周囲の音が聞こえる。これは究極の「ながらイヤホン」であると確信した。最新の骨伝導技術派凄かった。試す機会があったら、是非試着してもらいたい。
PFU
PFUでは、発表したばかりの「HHKB Studio 雪」、ドキュメントスキャナー「iX1600」と「iX1300」が展示されていた。
「HHKB Studio 雪」は予想以上にソフトかつ軽やかな打ち心地だった。僕も憧れていたHHKBだが、何度挑戦してもキー配列に慣れず挫折した。しかし展示されているとついつい触りたくなってしまう。
「iX1600」と「iX1300」は、初めて知るスキャン機能を紹介してもらった。A3のプリントを折り畳み読み込むと、両面を一瞬でスキャンしてくれる。「iX1300」は限られた空間で効率良くスキャンする仕組みに感動した。
また厚みのあるパスポートもラクラク読み込めると知った。薬局などではお薬手帳を読み込む際に使われているそうだ。
Makta:Qubii Power
Maktaは、世界に先駆けて日本でクラウドファンディングを開始した「Qubii Power」を展示。スマホバックアップ+急速充電+外部ストレージをまとめて行ってくれる製品となっており、iPhoneのデータ不足に悩むユーザーにとって役立つアイテムだ。
ViXion
ViXionは、自動ピント調節オートフォーカスアイウェア「ViXion01S」を展示。支援4億円超えを達成した「オートフォーカスアイウェアViXion01」が更に進化したモデルで、乱視にも対応する。
ViXion01Sは、見ようとする距離に応じてレンズの形状が瞬時に変化する。年齢とともに劣化する視力だが、遠くを見たい時と近くを見たい時でメガネを外したり、付け替えたりするのが面倒であることに着想を得た製品だ。
製品中央にセンサーが搭載されており、ピントを自動的に調整する仕組み。そのスピードは驚くほど高速で、普段遠くが見えづらくなってきた僕も、ViXion01Sを使うことで見えた。
TCL
TCLは、「A300W NXTFRAME TV」を展示。久しぶりにテレビの説明を受けて感動した。
特徴は3つ。1つは、低反射ディスプレイパネルの採用。画面を消灯した状態で目の前にとっても自分が映り込まない。2つ目は、低反射仕様を活かし、世界のアートギャラリーとライセンス契約した名画を映し出すことができる。フレームはマグネットで張り付く仕様となっており、壁掛けすれば絵画を壁に飾っているような感覚を味わえる。
3つ目は、生成AIの搭載。予め用意されたキーワードを、有名画家のテイストで反映したAI画像を生成することができる機能だ。使用頻度には疑問が残るが、一度は確実に楽しめる機能だ。
鹿島建設
鹿島建設は、目の前に1台置くだけの立体音響スピーカー「OPSODIS 1」を展示。現在GREEN FUNDINGで資金調達を行っており、すでに3.2億円以上の調達に成功している。
鹿島建設は数多くの著名な音楽ホールの設計と建設に携わってきた企業だ。音響建築で培ってきた立体音響技術に落とし込まれた製品が、「OPSODIS 1」だ。
メディアとして失格かもしれないが、これは本当に体験しなければ感動を味わえない製品だ。ステレオサウンドでも十分に良い音を楽しめるが、サラウンド音響を有効化することで映画館のような音響環境が瞬時に実現される。
スピーカーは1台しかないが、音は左右から聞こえてくる。耳元で女性の声がささやく。エンジン音が目の前を通り過ぎる。すべてが目の前にあるスピーカー1台によって実現されるのだ。
SHIBUYA TSUTAYA(渋谷)および蔦屋家電+(二子玉川)にて「OPSODIS 1」の試聴体験ができる実機の展示が2024年12月31日まで行われている。興味がある人は是非チェックしてもらいたい。感動することは間違いない。
JIN
JINはオンラインショップ「ジンコレ」から「VICXXO」、「PYNANA」、「GRAMAS」などを中心に一部のノーブランド品とともに展示していた。僕が使用しているストーン加工が施されたApple WatchバンドやVICXXOのAirPods Pro 2用クリアケースは、いずれもジンコレの取り扱う製品だ。
特に目に留まったのは、羊の本革を使用したケース。本革と言えばやや硬いイメージがあるが、シリコンケースのような柔らかさで触り心地が非常に良かった。スマホ落下防止リングを搭載したケースは多数のメーカーから登場している画、リング部分がこれほどギラギラしている製品は初めて見た。