「watchOS 3」、正式発表!アプリの起動が高速化、サイドボタンがカスタマイズ可能に
本日、AppleはwatchOSの最新バージョン「watchOS 3」を正式に発表した!主な変更点は以下の通り:
- アプリの速度が高速化ーー7倍も早く
- サイドボタンがDockにーー自由にカスタマイズ可能に
- 「コントロールセンター」登場ーー上方向にスワイプすると出現
- 手書き文字入力「Scribble」に対応
- 新しいウォッチフェイス「Numerals」「ミニーマウス」などを発表
- ウォッチフェイスをスワイプで切り替え可能に
- サイドボタンの長押しで緊急電話が可能に
- アクティビティを友人と共有可能に
- 車椅子利用者に最適化されたモードを用意
- 呼吸法を管理するアプリ「Breathe」を発表
以下に発表内容をスクリーンショットと共にまとめたので、どうぞご覧あれ!
アプリの速度が高速化ーー7倍も早く
デモで最も感動したのはアプリの起動時間。なんと7倍も早くなったんだとか。Appleがアプリの起動があまりにも遅すぎることを問題として認識してくれていて良かった。
サイドボタンが自由にカスタマイズできる「Dock」に
存在意義がないと僕の中で話題だったサイドボタンがApple Watch用の「Dock」として復活。アプリを登録し、高速で起動することができるようになる。
上方向にスワイプすると登場する「コントロールセンター」
【image via The Verge】
画面下から上方向にスワイプするとApple Watchの「コントロールセンター」が起動する。ペアリング状況や「iPhoneを探す」などの情報をささっと確認できるようだ。
手書き文字入力「Scribble」に対応
音声で文字入力することに抵抗がある人に朗報だ。「watchOS 3」では「Scriblle」と呼ばれる手書き文字入力機能に対応。ただし、リリース時は英語と中国語のみに対応し、日本語の対応については言及されていない。
新しいウォッチフェイスの発表
シンプルで美しいフェイス「Numerals」。これは好きな人が多そう。
スワイプでフェイスを変更可能に
気分によってフェイスを変える人が多いというニーズを汲み取り、Appleはスワイプでフェイスを簡単に変更可能にした。時にはミッキー、時にはシンプルなフェイスに。気分によって簡単に切り替えることができるようになった。
サイドボタンの長押しで緊急電話が可能に
サイドボタンの長押しで緊急電話ができるようになったのは、一刻を争うが起きた時に役立つ。これはアメリカだけではなく世界各国で利用可能となっていて、iPhoneに繋がっていればiPhoneを通じて通話し、Wi-Fiに繋がっていればWi-Fiを介して緊急電話を行うことができる。
アクティビティを友人と共有可能に
Apple Watchをフィットネス目的で使っている人にとっては嬉しい機能。なんと自分のアクティビティ状況を友人や家族と共有することができるのだ。ダイエットに励む仲間同士、お互いの運動状況を確認し合いながら鼓舞し合うことができるなんて、素敵!
車椅子利用者に最適化されたモードを用意
車椅子を利用する人はそうではない人と比べて運動量の測定方法が異なる。「watchOS 3」からは車椅子を利用する人でも正確に運動量を測定できるよう研究を重ね、実現に成功した。
呼吸法を管理するアプリ「Breathe」
深呼吸を促す新しいアプリ「Breathe」が登場。
プレビュー版は本日から、正式リリースは今秋から
デベロッパー向けのプレビュー版は本日から開始。正式リリースは今秋が予定されている。