実機写真がリークしたApple Watch Series 5、現行モデルと見分けが付かないのではなく現行モデルかもしれない
Apple Watch Series 4に加工した画像を載せて写真を撮っただけ、という可能性も否定できない
次期iPhoneと時を同じくして登場すると見られている次期Apple Watchだが、その実機とされる写真がSLASHLEAKSに投稿されている。投稿者はSteven Huon(Instagramアカウント)となっているが、記事執筆時点ではプライベートアカウント(許可された人しか閲覧できない状態)になっている。
マイナーアップデートであることを利用したフェイクである可能性も
写真から確認できる情報はOSのバージョン、通信キャリア(オペレーター)、モデル番号、IMEI番号。バージョンは「17R5566a」と記載され、8月16日に開発者向けに配信開始されている「watchOS 6 Beta 7」が動作していることが確認できている。
通信キャリアは「Orange France 9.0」と書かれ、フランスの通信キャリアを示唆していることからセルラーモデルであることが伺える。そして、モデル番号は、今月22日にユーラシア経済委員会(Eurasian Economic Commission)に提出された資料に記載されていた、新しいApple Watchのモデル番号と一致している。
ここまでの情報が揃っていると次期Apple Watchであると期待したくなるものの、写真を見る限りでは次期モデルであることを示唆する情報はすべて画面内。色味を白黒に加工していることもあり、単純に画像を加工して「写真」アプリで表示し、その写真を撮影しただけかもしれない。
Apple Watch Series 5にはセラミックケースを採用したモデルが復活する他、新たにチタンケースを採用したモデルが用意される見通し。写真を見る限りでは少なくともセラミックケースでは無さそうに見える。
もちろん、本物である可能性もゼロではない。仮に本物であれば、見た目の変化は現行モデルと見分けが付かない程度になるということだろう。
大きく変わらないのはガジェット好きとしては残念ではあるものの、年々値上がりしているiPhoneに割く予算が増えている中、「買い換えなくてもいいや」と思えるのはかえっていいかもしれない。「Apple Watch Series 4」を持っている人は、次期モデルを見送るという選択肢有り得そうだ。