EU、Apple MapsとApple Adsを「ゲートキーパー」指定せず——Appleに珍しい朗報
使用率が低く市場への影響が限定的と判断、DMAの厳しい規制を回避
EU委員会が、Appleにとってはちょっと珍しい「良いニュース」を発表した。2月5日、AppleマップとApple Adsを、デジタル市場法(DMA)の「ゲートキーパー」として指定しないことを決定。Reutersが報じた。
ゲートキーパーに指定されると、様々な規制に従う必要があり、Appleにとってはかなり面倒なことになる。だが今回、EU委員会は「AppleマップはEUでの全体的な使用率が比較的低く、Apple AdsはEUのオンライン広告分野での規模が非常に限定的」として、どちらもビジネスユーザーがエンドユーザーに到達するための重要なゲートウェイにはならないと判断した。Appleは「これらのサービスはヨーロッパで激しい競争に直面しており、委員会がDMAの指定基準を満たしていないと認めてくれたことを嬉しく思う」と声明を発表している。
最近のAppleとEUの関係は、正直あまり良くない。DMAへの対応を巡って何度も問題視されたり、iOS機能の提供を遅らせたりと、ネガティブなニュースばかりだった。今回の決定は、Appleにとって久しぶりの勝利と言えるだろう。ちなみに、Appleマップには今年から広告が表示される予定らしい。
→ Apple Ads and Apple Maps should not be designated under Digital Markets Act, says EU | Reuters
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